野党の体たらくで安倍1強は揺るがないように見えるがそうではない。
それを一番よく知っているのが安倍首相本人だ。
だから、また米国や欧州に高飛びしようとしているのだ。
改元や新紙幣発行などでお祭り気分を盛り上げることに日々狂奔しているのだ。
しかし、天網恢恢疎にして漏らさずとはよく言ったものだ。
盤石と思える安倍首相に致命的な事件が起きようとしている。
きょう発売の週刊新潮(4月18日号)を見て驚いた。
強姦未遂で被害者の伊藤詩織さんから損害賠償で訴えられていた山口敬之元TBS記者が、なんと伊藤詩織さんを逆提訴したというのだ。
しかも1億3000万円という巨額な要求だ。
弱者に対する脅し訴訟、いわゆるスラップ訴訟というやつだ。
神をも畏れぬ山口敬之の暴挙である。
なんという愚かな山口敬之だ。
自分をかばってくれた安倍首相もろとも天罰を受ける事になる。
安倍首相を忖度した警察、検察、司法のおかげで、このまま静かにしていれば逃げおおせたものを、みずから寝た子を起こしてしまった。
この週刊新潮の記事を読めば、温和な私でさえ怒り狂うほどひどい山口敬之の増長ぶりだ。
あの卑劣な暴行疑惑を人々の記憶に蘇らせてしまった。
全国の女性の怒りに再び火をつけてしまうことになる。
娘を持つ全国の父親の怒りを招くことになる。
消えたと思った火が再び燃え上がれば、手がつけられなくなる。
そして、その火は、自分の事を褒めてくれるからといって、こんな山口敬之の強姦疑惑をもみ消した安倍首相に及ぶ。
今度こそ、権力を私物化した安倍首相は許せない、となる。
しかもこの問題は、外国メディアが取り上げれば間違いなく国際問題化する。
おりからゴーン事件で日本の検察・司法の人権無視に世界の目が向けられている。
どう考えても安倍政権の責任にまで行き着かざるを得ない。
しかし、安倍首相は心配する必要はない。
新元号も決まったし新紙幣も決まった。
後継者がいないと言われ続けてきた安倍首相の後継者も、「令和おじさん」の菅官房長官で決まりだと皆が言い始めた。
いい潮時だ。
安倍首相は山口敬之とともに終わるべきだ。
そして国民はそうさせなければいけない。
そうすれば令和も日本にとっていい時代になるだろう。
まだ平成の終わりまで時間はある。
辞めるなら平成のうちだ。
安倍首相は、いまこそ国民に喜ばれる、最初で最後の英断を下したらどうか(了)
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