この国の政治は真面目につき合っていたら馬鹿を見る。
そう思わせるような脱力させられる記事が多すぎる。
きょう3月20日の各紙の紙面を見るだけでも明らかだ。
玉城沖縄県知事が安倍首相と会って辺野古工事差し止め訴訟を取り下げる方針を伝えたという。
埋め立てを止めた上で一カ月程度の協議を求めたという。
これをメディアは硬軟織り交ぜた作戦だという。
安倍暴政に対して、こんな甘い態度で辺野古阻止が出来ると思っているのだろうか。
怒りが全く感じられない。
電力会社の労働組合が国民民主党の衆参5人の国会議員と世耕経済産業大臣を訪れて原発再稼働を求めたという。
原発再稼働をするということは、即ち原発を今後とも維持するということだ。
世耕大臣にそれを求めるのはわかる。
しかし野党共闘の国民民主党議員に要請するとはどういうことか。
その要請に応じた5人の国会議員はだれだれだ。
こんな事で野党共闘が出来るのか。
そう思ったら、今度は民進党を破壊したA級戦犯たちの動きだ。
玄葉光一郎元外相ら旧民進党の幹部たちが「国家デザインを考える議員連盟」なるものを発足させ、立憲民主党と国民民主党の仲を取り持つ動きに出たという。
この中には野田、前原らが参加しているという。
初会合では五百旗頭真教授を講師に招いて日本外交についてお説拝聴したという。
まるで自民党そのものだ。
みすみす野党共闘を壊しているようなものだ。
極め付きは天皇陛下の退位と新天皇即位を前にした政治休戦だ。
それまでに対立法案の審議は終えるという。
ということは、3月いっぱいで国会は実質終了だ。
まさしく八百長国会だ。
猛烈な勢いで政治がおかしくなっている。
みなが安倍4選のお膳立てをしているごとくである(了)
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