二階幹事長に次いで、今度は側近の加藤勝信内閣府特命担当相まで言い始めた。
安倍4選もありうると。
自民党のポスト安倍の連中も、そして野党も、舐められたものだ。
しかし、こんなことは、たとえ冗談でも言わせてはいけない。
安倍政権をこれ以上放置するわけにはいかないからだ。
そんなことを許せば、今度こそ日本が破滅する。
ならば野党は森友疑惑を再び持ち出して安倍夫妻を追及し、今度こそ内閣総辞職に追い込むのだ。
すっかり逃げ切ったと思って安心したいる森友疑惑の追及が再燃すれば、人間の心理として、その打撃は安倍首相にとってはかりしれないほど大きなものになる。
その追及の格好の材料を、今日発売の週刊文春(3月7日号)が提供してくれた。
今日発売の週刊文春に籠池夫妻のインタビュー記事が掲載されている。
聞き手は、森友疑惑を追及してNHKから追放された相澤冬樹氏だ。
言うまでもなく、相澤冬樹氏とは、NHK退社後に「安倍官邸vsNHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由」(文藝春秋)を出版し、安倍首相に忖度するNHKの内情を告発した元NHK記者である。
役者はそろった。
そのインタビュー記事の中で籠池氏が暴露した。
安倍昭恵夫人から受け取ったお詫びの文書が検察庁に没収されたままであると。
その文書とは森友学園のPTAの前で安倍首相が講演することになっていたが、(2012年9月の)総裁選に入ってキャンセルせざるを得なくなった、次は必ず行かせていただきます、という安倍昭恵夫人から籠池氏宛てにゆうパックで送られてきた詫び状だという。
これは安倍首相夫妻が森友学園に関与していた動かぬ証拠だ。
森友疑惑が指摘され始めた時、安倍首相は国会でこう答弁している。
「私や妻が関係していたら、総理も議員も辞める」と。
ならば今度こそ辞めてもらわなくてはいけない。
おりから、籠池被告の初公判が3月6日から始まる。
森友事件が再び国民の記憶に蘇る。
野党は、このさく裂した文春砲に書かれた昭恵夫人の詫び状の国会への提出を求め、安倍首相に総辞職を迫るべきだ。
野党の国民に対する責任は、解散・総選挙で安倍政権を倒す事しかない。
私は森友疑惑が国会で追及されていた時、森友疑惑で安倍内閣を総辞職に追い込めないようでは、逆に野党が潰される、と警鐘を鳴らした。
そしていま、野党は潰されようとしている。
そんな野党に最後のチャンスが巡って来たのだ。
森友解散こそ、安倍首相にふさわしい解散だ。
野党はいまこそ共闘して全国で安倍政権と野党共闘の一騎打ちを国民の前で戦うのだ。
安倍四選などというふざけたことを言わせてはいけない。
三選の任期中に途中退場させるのだ。
せめて東京五輪は新しい顔で迎えるべきである(了)
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