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「安倍首相の推薦状」事件から見えるもの(文在寅大統領との違い)

 トランプ大統領の暴露発言が行われた直後、トランプ大統領が安倍首相と文在寅大統領を勘違いしているのではないかという報道が米紙に流されたことが伝わってきた。

 それを知った私は、トランプのことだからあり得ると一瞬思った。

 しかし、そのニュースをよく読むとあくまでも推測だ。

 その一方でトランプの発言は勘違いにしては断定的で具体的だ。

 さすがのトランプでも間違うはずがないと思い直した。

 そして、これから書くことが重要な事である。

 たとえ思い違いであったとしてもだ。

 文在寅大統領が推薦状を出していたとしても、何の不思議も、責められることもならない。

 むしろ当然だ。

 なにしろ、文在寅大統領が、米朝首脳会談の成功を望み、米朝関係改善のために懸命の努力をしたことを世界は知っている。

 その一環として、トランプにノーベル平和賞が与えられ、ますますトランプが米朝改善を進める事を期待するのは立派な外交だ。

 ところが安倍首相が真逆だ。

 当時の日本政府の対応を思い出してほしい。

 米朝首脳会談の実現に失望し、成功しないように足を引っ張る事ばかりしていた。

 その安倍首相が、ノーベル平和賞欲しさのトランプを忖度し、ぜひノーベル平和賞者をもらってください、私からも推薦状を出してくださいと裏でやっていたのだ。

 完全な二枚舌外交であり、日本国民を欺く外交だ。

 「安倍首相の推薦状」事件が事件になるのは、まさにそこにある(了)

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