きょうの読売新聞が外交面で大きく書いた。
中東の平和と安定に関する米国主催の閣僚級会議が13日からポーランドのワルシャワで開かれると。
40カ国が参加すると。
この記事を読む限り、その40カ国の中に日本は入っていない。
河野外相が出席するという記事はどの新聞にもこれまで報じられる事はなかった。
おりから国会は予算審議の真っ最中だ。
さすがに河野外相の参加はないだろう。
出席するならとっくに日本を離れているはずだ。
しかし、何しろ国際会議に出席する事が好きな安倍首相だ。
「平和に貢献する」という言葉が好きな安倍首相だ。
日本を代表して現地の大使を出席させ、日本も参加したと言う事にしているかもしれない。
しかし、この会議だけは参加してはいけない。
この会議は、「中東の和平と安定」と言う名の。米国による対イラン包囲網の会議だ。
イスラエルの安全保障を最優先するトランプの国際会議だ。
だからこそドイツやEUは、出席はするが、外相の派遣は見送るという。
そんな中で、呼ばれもしない日本が参加することなどありえない話だ。
しかし、外交的判断の出来ない安倍首相だ。
地球儀俯瞰外交しか売るものがない安倍外交だ。
これまでの日本の首相の中でイスラエルとの関係を最も重視する安倍首相のことだ。
参加しろと外務官僚に命じているかもしれない。
そうでなくとも、会議の結果、ツケを回され、喜んでそれに応じて次回会議から参加させてもらいたいと思っているのかもしれない。
あり得ない事を杞憂する。
そこまで私は安倍首相の外交に猜疑心を持つようになってしまったと言う事である(了)
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