ついに栃木県矢板市で新党憲法9条の公認候補が現れ、当選確実になった。
その事を、新党憲法9条を支持する皆さんにお知らせし、喜びを分かち合いたい。
それは思いもかけない読者からの一つのメールから始まった。
私の住んでいる栃木県の那須塩原市に隣接している矢板市の現職の市会議員から、今度の矢板の市議会選挙で新党憲法9条の公認候補として三選を目指したいから公認を認めてもらえないかというメールだった。
私はわが目を疑った。
現職の、しかも二期8年間も市会議員をつとめた現職の議員が、まったく目途の立たない新党憲法9条の公認候補で三選を目指すというのだ。
私は半信半疑で、きのう那須塩原に帰ってその議員と面談して話し合った。
そして、話し合ってさらに驚いた。
私以上に新党憲法9条の実現に情熱的であり、確信的だったからだ。
私は、その市会議員がこれまで、無所属で二期連続で当選し、しかも三期目も当選確実である中で、わざわざ新党憲法9条公認で出馬するのは、むしろマイナスではないのか、出馬要請は自民党や立憲民主党からすでにあるだろうから、それらのいずれかから公認で出た方がより当選確実なのではないかと切り出した。
そうしたら、その議員は、自民党や立憲民主党からの出馬要請があったことを認めた上で、だからこそ新党憲法9条なのだと一喝された。
そして、その後にその市会議員が語った言葉の数々は私が理想に描いていた事ばかりだった。
すなわち、どのみち三選は確実だ、しかし、もはやこれまでのような漠然とした気持ちで市会議員を続けても意味はない、政治家として何を目指すべきかという大義がないと政治家をこれ以上続ける甲斐は無いと思い始めたと。
そしてその大義とはまさに新党憲法9条が目指す平和な日本の実現だと。
地方議員だからと言って国政を論じてはいけないはずがない、それどころかいまの日本は地方から国政を変えなければいけない時なのだと。
いまの国際情勢を見ていると、ますます世界は憲法9条を必要としている。それを一番強く、正面から訴えている新党憲法9条こそ、希望であり、政治が到達する最終ゴールだ。それを最初に始めた新党憲法9条は間違いなく勝利者になる、世界を動かすことができると。
そして続けて次のような抱負を語ったのである。
私は4月21日の矢板市議会選挙の投開票日で三選を果たした後、ただちに栃木県の他の市議会選に新党憲法9条の公認候補を立てて当選させる動きを始めるつもりだ(註:私の住んでいる那須塩原市に市議会選は今回のタイミングでは行われず2年後になり、その時は当然として那須塩原市から候補者が立つことになる)。
いや全国を飛び回って全国の地方選で新党憲法9条の議員を広げていくつもりだと。
新党憲法9条の公認候補でも選挙に勝てる事を証明した私が、新党憲法9条の公認候補だからこそ当選できた、と訴える。
全国に新党憲法9条の議員が出てくるようになれば、その時こそ国政選挙における新党憲法9条の実現だ。
どうか私をいまここで新党憲法9条の栃木県支部長にしてもらえないかというのだ。
私がその人の手を握って、あなたこそ私が探していた、私の新党憲法9条構想に心を震わせて共鳴する本当の同志であり、もう一人の私だ、と手を握り締めたのは言うまでもない。
私は彼の選挙を全面的に応援する事になる。
そして投開票日の4月21日に栃木県矢板市に小林勇治という新党憲法9条の市会議員が誕生することになる。
平成天皇が退位される直前のギリギリのところで、新党憲法9条がこの国の政治の中にうぶ声を上げるのだ。
小林勇治議員は、私が「おことば」にこたえる最初の政治家になってみせるとまで断言してくれた。
私はもはやひとりではない。
二人が三人になり、三人が四人になって、新党憲法9条はもはや私の手を離れ、これまでにない新しい政党に発展していくに違いない。
私はあなただ。そしてあなたは私だ。
そういう新党憲法9条が日本に出来て、日本の政治を変えていく。
日本を変えていくのである(了)
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