今日は新聞休刊日だ。
だから週刊誌を読んでネタを探してみた。
そうしたら、奇しくも三つの週刊誌がそれぞれ今の政治を笑いとばしていた。
一つは週刊プレーボーイ(10月1日号)だ。
民主党政権の失敗があまりにもひどく、その亡霊がいまでも成仏できずにさまよっているから野党は何をやっても国民の怨嗟を買うだけだと。
いっそ、自民党が二つに割れた方が国民にとって新たな選択肢が出て来ると。
ところが、その自民党が絶望的だからどうにもならない。
それを教えてくれたのが週刊現代(9月22日・29日号)
三選確実な安倍首相でも、いつかは終わる。
問題はその後誰が首相になるかだ。
ところが、そこに名を連ねているのは、おなじみの名前ばかりだ。
岸田をはじめとして、石破茂、茂木敏充、河野太郎、小泉進次郎、小渕優子、菅偉義などだ。
どう考えてもこの程度しか名前が上がらない。
そして誰になっても期待できないといわんばかりだ。
極めつけは、週刊ポスト(9月21日・28日号)の「日本衆愚社会はこうしてつくられるー安倍好きのバカVS安倍ぎらいのバカ」という記事だ。
その内容を紹介するまでもないだろう。
安倍支持の右翼の馬鹿さ加減はいうまでもない。
しかし、安倍嫌いのあまり、雨が降っても地震が来ても、猛暑ですら安倍のせいにする、そんな反安倍の連中が、安倍を倒す相手が見つからないからといって、ついにこぞって総裁選で石破勝てと応援している。
こんな反安倍の連中こそ、結果的に凡庸な安倍を大きく見せて、安倍の味方になっていると書いている。
どうにもならない今の政治の混迷である。
そしてその先は見えないままである(了)
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