きょう8月6日の読売が一面トップで大きく報じた。
自民党総裁選で安倍首相が国会議員票の7割を固めたと。
石破氏を圧倒していると。
しかし、その記事をよく読むと、一面トップで報じるほどの意味はない。
むしろ、290票という数字はかつて310票と報じられていたものより少なくなっている。
その理由は竹下派が割れたからだ。
そして、これからも安倍派から石破派に移る票は、少しずつ増えて行くだろう。
つまり安倍首相が獲得する国会議員票は、いまがピークなのだ。
そにも関わらず、なぜ読売が今こんなことを一面トップで書くのか。
それは、早い段階で安倍圧勝を印象付け、国会議員票の落ちこぼれを防ぐためだ。
そして何よりも、安倍首相に不利だと言われている党員票をつなぎとめるためだ。
要するに安倍首相の危機感の裏返しなのである。
安倍首相は、これから9月末の総裁選まで、メディアを使い、バラマキ政策を続け、外交の安倍を喧伝して、要するにあらゆる手を使って、なりふりかまわず総裁選の票集めに邁進するに違いない。
その焦りがばれて、ますます票を減らしていく(了)
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