どんなことにも衝撃を受ける小心者の私だが、このニュースには心底衝撃を受けた。
きょう発売の週刊現代(8月11日号)が菅野完氏の醜聞を特集記事で大きく報道したのだ。
米国滞在中に犯した女性暴行事件で米国警察から逮捕状が出されているという。
菅野氏は、いまでも「国外逃亡中」の身だという。
なぜ私がこのニュースに衝撃を受けたか。
それは菅野完(たもつ)というフリージャーナリストが、安倍首相の森友疑惑追及の第一人者だったからだ。
「日本会議の研究」というベストセラーを書いて以来、安倍首相とその後ろ盾となっている日本会議の思想を徹底的に批判してきた作家だったからだ。
週刊朝日で森友疑惑を追及したかと思えば、週刊スパ!の巻頭随筆で毎週、安倍政権批判を繰り返している。
それほど幅広いメディアに取り上げられて来た硬派作家だからだ。
みずからの出自まで明かして権力と戦っている。
そんな菅野完氏が、米国警察から逃亡しているというのだ。
本人も週刊現代の取材に対して、そのことを全面的に認めているという。
私でなくても、菅野氏の活躍ぶりを知っている者は皆衝撃を受けるに違いない。
これで菅野氏は安倍政権批判をできなくなる。
またひとつ、負け比べがあらわれたということだ。
残念でならない(了)
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