新党憲法9条

憲法9条それは希望

名護市長選で問われているのは野党共闘の本気度である

 いよいよあす1月28日に沖縄の名護市長選挙が告示され、2月4日の投開票日に向けて天下分け目の選挙戦が始まる。

 この選挙は、安倍政権の今後を左右する極めて重要な選挙である。

 いまの野党にとって最大の仕事は何か。

 それは安倍・菅暴政コンビを倒す事だ。

 そして、そのための野党共闘だったはずだ。

 先の衆院選で野党共闘が破れ、民進党が三つ、いや四つに分裂し、共産党が議席を減らしたからと言って、野党が野党である限り、安倍・菅暴政コンビを倒すことが野党の最大の仕事である事に変わりはなく、そのための野党共闘の必要性はいささかも変わりない。

 そんな中で行われる名護市長選挙だ。

 もし稲嶺現市長が勝てば、間違いなく安倍・菅暴政コンビに大きな打撃を与えることができる。

 安倍政権を倒すには、森友・加計・スパコン疑惑を徹底追及するしかない。

 そのことを私は何度も書いて来た。

 疑惑を深める新たな事実も出て来た。

 権力の私物化に対する国民の怒りは収まらず、安倍政権の支持率低下は避けられない。

 それを隠すために煽りてているのが北朝鮮危機であり、日米同盟強化であり、憲法9条改憲論争だ。

 だから野党は、森友・加計・スパコン疑惑と共に、日米同盟強化と、その裏返しである憲法9条改憲の暴挙を同時に追及しなければいけない。

 その試金石が明日から始まる名護市長選挙である。

 野党は何としてでも稲嶺現市長を勝たせなければいけない。

 名護市長選挙で試されるのは、辺野古移転に反対する沖縄県民と翁長・稲嶺施政だけではない。

 野党共闘と、それを支持する国民こそが試されているのだ。

 きょうの新聞を見れば、立憲、民進、共産、自由、社民の党首や幹部が稲嶺市長の応援に駆けつけるという。

 そこには希望の党の名前がない。

 もし玉木代表や幹部の一人も参加しなければ、もはや希望の党は野党ではないということだ。

 立憲、民進、共産、自由、社民は、党首がそろって手をつなぐことだ。

 しかも告示日や投開票日だけのパフォーマンスでは駄目だ。

 不毛な国会審議など代りの者にまかせ、選挙期間中、名護市に張り付いて本気で稲嶺市長を応援するのだ。

 そこまでの姿を見せてはじめて野党共闘は本物であることを国民に示す事が出来る。

 それをしてはじめて、カネをばらまき、総裁選候補者や小泉進次郎などのあらゆる自民党幹部を動員し、公明党の助けを借り、フェイクニュースまで流して、総力戦で勝ちに行く安倍・菅暴政コンビの翁長・稲嶺潰しに勝てるのだ。

 野党共闘の協力がなくても沖縄県民は翁長・稲嶺のオール沖縄を勝たせるだろう。

 しかし、野党共闘にとっては、今度の名護市長選で稲嶺市長の勝利なくしては、安倍打倒のチャンスはない。

 今度の名護市長選で試されているのは、まさしく、野党共闘の本気度である(了)

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  1. Briеfing, estudo dde viabіlidade e análisе de riscos.

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