きょう12月18日の東京新聞に「生活脅かす迎撃基地」という見出しの半田滋論説委員の記事(私説「論説室から」があった。
私はこの見出しを見て、てっきり、我々の血税をしぼりとって一基1000億円もするミサイル迎撃を2基も購入しようとする安倍政権は、国民生活を脅かそうとしている、と批判しているのかと思った。
ところがそうではなかった。
文字通り国民生活を危険にすることになるというのだ。
すなわちイージス護衛艦は人体に影響のある強力なレーダー波を出す事から、航海中、乗組員は甲板に出る事を許されていないという。
同様に強いレーダー波を出すXバンドレーダーが置かれた京都府京丹後市の米軍経ケ通信所の場合は、航空機の計器類を狂わせるおそれがあるので、半径6キロ、高さ6キロの空域が飛行制限空域とされているという。
米国で試験用のイージス・アショアが置かれているのもハワイ州の広大な米軍施設内であり、人的、物的被害は想定できない場所だという。
ところが日本の場合は人々が生活する地上に置かれる事になるという。
いくら自衛隊施設内に置くと言っても、日常生活とは無縁ではないからだ。
こんな深刻な問題があるとは知らなかった。
これでは、住民反対が起きることは間違いない。
またひとつ、安倍政権の間違った政策により、政府と住民の不必要な摩擦が起きる。
そんなことをしている余裕は今の日本にはないというのにである。
この半田滋氏の記事は、ひろく国民に拡散しなくてはいけないと思う。
国家で徹底追及されなければいけないと思う(了)
イージスアショアはどうなるのでしょうか?
私も関心を持っています。
以下の私のサイトにレーダー関係の電磁波情報をまとめています。
たかだか携帯電話の電波でさえ心臓ペースメーカー等の医療機器を誤作動させるというのに、その発射電波の強さはそれはそれは恐ろしい出力なのでしょう。
放射能も然り、電波も眼に見えないだけにうっかりしているととても厄介なものですね。
設置場所の近隣の方は原発が来るのと同じくらい構えて受けた方が良いかもしれませんね。
青森県の車力にもXバンドレーダーがある。核の傘の抑止力といいながら、冷戦時代の米国の核の格納庫は沖縄で、1300発が配備されていた。
北朝鮮問題で、核弾道を日本に配備したのか、どうかの疑問はある。本来北朝鮮と米国の問題で、核の抑止力の恩恵どころか、日本が
ある種自爆のために体に爆弾をまき付けている状態と同じ条件になっているように思える。
日本中が米軍基地の最前線になっている。しかも米軍駐留経費だけで3年連続で増大している。年間7897億円で駐留兵士の一人当たり1530万円
になり、日本政府は国防長官や大統領から同盟国で一番とお褒めの言葉をいただいた。しかもこの経費は、防衛省の他に総務省、財務省、厚生労働省からも
出ていて、お金を受け取る方は、在日米軍駐留経費、在日米軍再編経費、SACO(沖縄日米特別行動委員会)関係経費で構成されている。
しかも、日米安全保障条約上の支払いの義務はないという。
武器購入を最大限にさせられて、これらの情報は世界を駆けめぐる。日本は米国の金庫とか、ATMと言われても反論できない。
最も悪いのは、国民を危険にさらしていることだ。
知らないのは日本人で、大切な情報より、相撲の貴乃岩のおでこにたんこぶと
ほっぺたに青あざの写真で、それが日馬富士での傷かと思えば、親方と並んでとった以前の写真だ、相撲のことを視聴者が
暗記するほど毎日報道する意図は何か知りたい。おでこと頬のアザや傷は??
それで、自衛隊もイージスアショア導入に反対の情報が掲載されず、タイトルだけという意味がわかるとともに
相当深刻なのですね。
戦後も沖縄の核から始まり、一貫して日本政府の日本人の生命の軽視はとどまることがないのです。