米国のヘイリー国連大使は「話し合いの時は終わった」として安保理事会決議は不要だと言った。
これは衝撃的な発言だ。
米国はいざとなればいつでも単独行動をするということだ。
それにもかかわらず、安倍首相は日米首脳電話会談で、どこまでもトランプの米国についていくと宣言した。
これ以上ない愚かな首相だ。
もし米朝戦わば、日本は戦場になり、犠牲者を出す。
昭和天皇の誤りを二度と繰り返さないと決意し、憲法9条遵守を貫いてきた明仁天皇に、再び昭和天皇の轍を踏ませる事になる。
幸いにして、北朝鮮有事が避けられたとしても、今度の危機によって日米同盟は突出して強化されていく。
国民に隠されたまま、憲法9条が完全に否定されることになる。
ここまで憲法9条がないがしろにされているというのに、その危うさに正面から警鐘を鳴らす政党、政治家は出て来ない。
北朝鮮の脅威には、何があっても話し合いによる解決しかないと主張する政党、政治家はいない。
これを要するに、本気で憲法9条を守り、実践しようとする政党、政治家は、ただの一人も、この国には存在しないということだ。
トランプには今しばらく米国の大統領にとどまってもらいたい。
そしてトランプには今しばらく北朝鮮への攻撃という愚を犯さない事を願う。
せめて次の衆院選までこのままでいて欲しい。
新党憲法9条が一人でも政治家を持つことが出来れば、その時こそトランプとディールして、正しい米国に向かわせて見せる。
平和を願う世界の世論を動かして、人類の滅亡を救って見せる。
それがかなわなくても、少なくとも日本を米国の戦争から解き放して見せる。
それは、憲法9条の偉大さに気づけば一人の政治家でもできることだ。
憲法9条がそれを可能にしてくれる。
いましばらく、トランプにはこのままで静かにしていて欲しい(了)
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