稲田防衛相に対する批判は、私が思っていたよりすさまじい。
もはや弁護するものは誰一人としていない。
それほど、やはりあの発言は、「ありえない」発言だったわけだ。
それにしても安倍首相は愚かだ。
即座に更迭していれば、むしろ点数をあげたのに、続投を命じたという。
なぜか。
内閣改造の前倒しが頭にあるに違いない。
秋に予定の内閣改造が8月に前倒しされる事は、すでに報じられている通りだが、さらに早まるかもしれない。
稲田防衛大臣ら不評の大臣を一掃し、小泉進次郎や橋本徹を入閣させる。
稲田大臣の更迭と支持率回復の一石二鳥を狙うつもりだ。
今となっては、内閣改造は安倍首相の唯一、最後の起死回生策なのだ。
しかし、果たして小泉進次郎や橋下徹が入閣を引き受けるだろうか。
これまでは、その可能性はあったと私は思う。
しかし、今はどうか。
私は白紙になったと思っている。
彼らは、まだ若く、将来の選択肢はい。
そして政治的な勘が鋭い。
今度ばかりは、安倍政権は危うい。
泥舟に乗って沈没する愚はおかしたくない。
そう思ってもおかしくない。
今度の内閣改造はけだし見ものだ。
安倍首相が起死回生策として行う今度の内閣改造に、もし小泉進次郎と橋下徹の名前がなかったら、それはそのまま、彼らが安倍首相を見限ったということだ。
もし、二人とも入閣すればどうなるか、だって?
その時は、小泉進次郎も橋下徹も、終わるということだ。
それだけの話である(了)
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