民進党が共謀罪の修正案を提出した事を知って、私はこれを批判した。
共謀罪は審議拒否して葬り去るしかないのに、修正案を出して議論に入り込んでどうする、と。
しかもテロ対策の重要性は共通認識だとまで言って。
これでは安倍自民党に強行採決してくれと言っているようなものだ。
そう民進党を批判した。
ところが、きのうの報道を見て驚いた。
社民党も自由党も、民進党と部分的協力して修正案を出している。
すなわち、航空保安法案については自由党、社民党が民進党と共同提案をし、組織的犯罪処罰法案は民進党と自由党が共同提案している(5月12日朝日、東京)
これでは共謀罪は阻止できない。
ひとり共産党だけが正しく、共謀罪を全面否定しているが、共産党だけでは阻止できない。
野党共闘は一体どうなってしまったのか(了)
共謀罪を時間切れ廃案に追い込むためにはとにかくあの手この手で採決の動議を出させないことしかないのではないですか?
同じ土俵じゃないと思います。テロ対策が必要というのなら、個別に航空保安、組織的犯罪でも、いくつでも出したらいい。
解任決議案じゃんじゃん出して、採決に持ち込ませないようがんばってほしいと思います。