驚いた。
きょう3月25日の毎日新聞が書いた。
石破元自民党幹事長が24日、TBSの収録番組で森友疑惑問題に関連し、「首相夫人がきちんと真実を述べる場をつくらないといけない」と述べ、安倍昭恵夫人と森友学園側との間で寄付や講演料などを巡り食い違う事について、昭恵夫人自らが記者会見などの機会が必要だとの認識を示したという。
この番組は、あす26日(日曜日)の早朝に流されるTBSの時事放談(御厨貴司会)に違いない。
なぜ私が驚いたのか。
昭恵夫人については、証人喚問はもとより、森本疑惑問題について一切直接話す機会をつくらせないと、いうのが、安倍首相の強い決意だ。
そんなことをすれば、自らの進退につながる事態に発展するおそれがあるからだ。
だからこそ、安倍首相はもとより、その女房役の菅官房長官や、安倍首相を支えるおともだち議員は、必至で森本疑惑問題を籠池証人喚問で終わらせてしまおうとしている。
そんな中で、自民党の内部から、安倍昭恵夫人みずからが説明すべきだという意見が提示されたのだ。
しかも自民党主要議員の一人である石破議員が、こともあろうに、公開のテレビ番組で国民に語ったのだ。
安倍首相がその発言を知ったら、怒髪天を衝く思いだろう。
今度こそ安倍首相は石破茂を許さないだろう。
果たして石破議員はその事を覚悟してテレビでそう語ったのか。
そうならば、いよいよ自民党は分裂含みだ。
石破議員は、小泉父子や小池都知事と組んで安倍一強支配に挑むということだ。
もし、石破議員にそこまでの覚悟なく、世論に迎合する形で昭恵夫人に説明を求めたのなら、どうしようもない政治音痴だ。
今度こそ石破議員は終わる。
どっちに転んでも、石破氏のこの発言はただでは済まないだろう(了)
森友問題の本質は安倍おろしです。ですから、国会答弁で安倍が窮しているのを、麻生が実に楽しそうに眺めているでショ。ですから、官僚たちが、みな嬉々として、ウソの答弁をして、それを指摘されるとニヤニヤしながら、実にカンタンに訂正したりしているでショ。今回の石破発言も、その一環でショ。そのうち、包囲網がもっと狭まってくれば、だんだん身内からも、同様な声がでてくるはずです。安倍は、一次内閣と同様、そのうち政権を放り出すことになるはずです。
本当に今の自民党の小選挙区制の弊害(これがすべてとは言わないが、公認を貰うために何が有っても無言:安倍氏に意見しない、は国民の代表の国会議員ではない、まったく勇気がない事に驚きだが)をとんでもない自民党議員と常に意見してきたが、ようやく節目を迎える事態になるかを見守りたいですね。