いくら暇な私でも、国会審議を一日中テレビで見るほど暇ではない。
だからきのうの衆院予算委員会で、森友学園に対する国有地払下げ疑惑が追及され事をきょうの各紙で知った。
そして驚いた。
ついに予算委員の集中審議で追及された。
その事に驚いたのではない。
追及された安倍首相が激怒してこう答えた事に驚いたのだ。
つまり、売却への関与を否定した上で、「私(安倍首相)や妻(昭恵夫人)が(売却に)関与していたとなれば、首相も国会議員も辞める」と述べたというのだ。
とんでもない開き直りだ。
売却に関与していたなら犯罪だ。
辞める前に捕まっている。
売却に関与していなくても、自分や妻が学園と懇意にしていたことは認めたらしい。
昭恵夫人が建設予定の小学校の名誉校長になる事も、その学校の名前を安倍晋三記念小学校にするという話も、断ったらしいが、知っていた事を認めた。
それだけでも辞職ものだろう。
国有地払下げ価格が市価の10分の一になった理由として、財務官僚は地下のごみ撤去費約8億円を差し引いた価格だと説明したらしいが、ごみ撤去は確認されていないという。
これでは8億円を割り引いたことと同じだ。
森友学園を証人喚問して確かめるほかはない。
それよりもなによりも、森友学園の最大の問題は学園の理事長が日本会議大阪の運営委員であるということだ。
森友学園が経営する幼稚園がヘイト文書を保護者に配布していたとして大阪府から事情聴取を受けていたという。
大問題だ。
森友学園が、間違った歴史認識を持つ安倍首相の応援団であることは明らかである。
それにもかかわわず、野党が安倍首相に開き直られてお終いでは、安倍政権はやりたい放題となる。
稲田防衛相も居直り、共謀罪も強行採決され、辺野古本格工事は止められない。
その行き着く先は改憲だ。
このままでは日本の政治は崩壊する。
政治家もメディアも有識者も、そんな安倍政治をこれ以上、やりたい放題させていいのか。
激怒したいのは国民のほうである(了)
私の兄は大学病院のオペの失敗で殺され、母はヤンマーの下請けからの煤煙で
希少ガンになり亡くなった。兄は原発企業のエンジニアで、中国にもよく出かけていた。
亡くなる前に中国女を戸籍に入れ、法律では婚姻不成立なのに旧帝大卒の弁護士が勝手に
成立として遺産からたぶん大金をねこばばしたと思う。上海領事もこんないわくつきの中国人に気前よく
ビザを出した。後に入国禁止だったとわかった。M重工は海外で技術者につける人間を調査しなかった。
こんないい加減な企業で飛行機なんぞ作っても売れるものかと思う。私は日本は潰れてしまったと実感している。正義がないからだ。
教育がダメになっている。事の大小を言うより前に、身近なことで腐りつつあるものがないか見ることが大切だ。
それを見逃して国政などいきなり大きなものしか見ないのは間違っている。沈黙、無関心、浄化作用が弱くなった
国民の頭、金が第一、すべてが問題である。ゴミが出たとニタニタと笑いながら説明する男性はよくある公務員の顔だ。組織的腐敗は恐ろしい。
17日予算員会での森友学園の質疑応答で感じた矛盾
安倍総理は「妻も私も、払下げのことには、まったく関わっていない。関わっていたら辞める。」と聞かれる以前に自発的に公言し、生徒を集めるためのホームページに、「内閣総理大臣夫人」の肩書をつけた昭恵夫人は「教育に対する熱い想いに感銘を受け就任させて頂きました。」として名誉学長に就任し、安倍総理も、寄付金を集めるための振り込み書に「安倍晋三記念小学校」と記載され利用されていたことは知らなかったようだが、「断っていた。」と発言されながらも「妻からは教育に熱心な素晴らしい方だと聞いていた。」ということで、安倍夫妻は、学園トップの方を教育有識者として明確に認識しており、「まったく関わっていない」発言には説得力はありません。
これで感じた矛盾は、「ときの総理大臣のフルネームを、民間人がビジネスに無断利用していた。」のであれば、一般常識では違法行為のように思われ、安倍夫妻が公然と認めている「教育有識者が、そのようなことを行えるわけがない。」という不自然さを暴露していることです。
まさしく国民は激怒し、総理が影響を懸念した子どもたちも唖然としているでしょうし、有形無形の権力暴走の影響力の不公正な真実を、法的にも、道義的にも明らかにして頂きたいと強く願っています。