2020-02-19オスプレイ配備に関する木更津市と防衛省の合意を笑う 千葉県木更津市と防衛省は2月14日、陸上自衛隊木更津駐屯地へ6月末にも暫定配備するオスプレイをめぐり、5項目からなる合意文書を締結したという。 2月15日の東京新聞が一段の小さな記事で報じていた。 その合意には、潮干狩りなどの地元の集客イ...続きを読む
2020-02-19羽田上空試験飛行の報道に隠された二つの不都合な真実 羽田空港の新ルートについて、政府が試験飛行を終了したことを各紙が報じている。 なぜこの試験飛行がニュースになるのか。 それは、都心の上空を飛ぶから、危険極まりないからだ。 そして、都心の上空を飛ぶから騒音被害の苦情が半端でないからだ。 そ...続きを読む
2020-02-18安倍首相を助けることになるコロナウィルスの皮肉 事態は想像をはるかに超えて急展開している。 中国の全人代が延期された。 天皇陛下誕生日を祝う一般参賀の中止が決定した。 これらが教えてくれたこと。 それは習近平主席の4月国賓訪日延期が決まったということだ。 それだけではない。 東京マラソ...続きを読む
2020-02-18「日米同盟」に代る「多国間主義同盟」という独提案 きょう2月18日の毎日新聞オピニオン欄で、イナ・レーベル駐日独大使のインタビユー記事が掲載されていた。 その記事で、私は初めて知った。 ドイツのマース外相がフランスのルドリアン外相と共同で、トランプ大統領の米国一国主義との同盟最優先から、...続きを読む
2020-02-17ギリギリまでわからなくなってきた習近平主席の4月国賓訪日 しつこいようだが、習近平主席の4月国賓訪日についてまた書くことにする。 私にとって極めて関心が高い外交であるからだ。 そして、習近平主席の4月国賓訪日が予定通り行われる事に限っては、私と安倍首相の願いは同じである。 日中関係改善は誰が首相...続きを読む
2020-02-16中村哲さんの遺志を引き継ぐのはJICAの責任だ ペシャワール会がきのう2月15日、福岡の事務所で記者会見を開き、中村さんが生前取り組んできた事業について、現地スタッフと継続することで合意したことを明らかにしたという。 一段の小さな記事がそう報じていた。 ペシャワール会のその気持ちはわか...続きを読む
2020-02-15習近平国賓訪日も東京五輪も行われるということなのか このままコロナウィルス騒ぎが続けば、4月はじめの習近平主席の国賓訪日はもとより、7月の東京五輪も危うくなる。 そう私は書いてきた。 ところがきょう2月15日の各紙がそれを打ち消すようなニュースを掲載した。 ひとつは、延期されたはずの中国外...続きを読む
2020-02-13東京五輪すら危うくなってきたコロナウィルス騒ぎ コロナウィルスの毒性が小さい事を前提に、もしそうなら騒ぎを鎮静するには政治決着しかない。 そう私は書いた。 しかし一向にその気配はない。 それどころか騒ぎは大きくなる一方だ。 きょう2月13日の6大紙はすべて一面トップにコロナウィルスの記...続きを読む
2020-02-12危機が常態化したに過ぎない米・イラン対立の深刻さ このところ、中東情勢についての寄稿依頼が重なった。 いまもそのひとつの原稿を見直しているところだ。 もちろん、新年早々に起きたスレイマニ司令官殺害による一触即発の危機はどうなるか、それを占うのが依頼者の注文である。 そして私の答えは、予断...続きを読む