きょう2月2日の各紙が一斉に書いた。
安倍首相は2月11日にトランプ大統領とゴルフする日程で調整を始めたと。
1月28日の電話会談でトランプ大統領から持ち掛けられていたという。
持ち掛けられたからのだから断れないだろう、というわけだ。
トランプ大統領が持ち掛けたことはその通りかもしれない。
なにしろ、エリザべス女王にもゴルフを誘ったトランプ大統領だ。
その事を、タイミングよくきょう発売の週刊新潮(2月9日号)が教えてくれている。
すなわち、スコットランドにゴルフ場を持つトランプ氏は、先のメイ英国首相との首脳会談で、エリザベス女王がトランプ夫妻の訪英を希望している事をメイ首相から伝えられた時、訪英の際には女王とのラウンドを希望していると言ったらしい。
しかし、なぜ1月28日の電話首脳会談の話が、今頃になって報道されるのか。
それは安倍首相が決断したからだ。
しばらく留保していた返事を、この際、トランプ大統領との友好関係を築くことが先決だと判断し、安倍首相はゴルフすると決めたのだ。
もちろん、ゴルフ好きの安倍首相だから、渡りに船だったのだ。
そして、国民は何と思うか、観測気球を上げるためにリークして書かせたのだ。
自民党内部からさえも異論が出ているという。
当然だ。
世界が移民規制で猛反発している中で、トランプ大統領とゴルフに興じる事が世界に知れ渡ると反発されることは間違いない。
しかし、安倍首相はトランプ大統領とゴルフすることになるだろう。
トランプ大統領と友好関係を築く方が安倍首相にとっては重要なのだ。
しかし、これ以上安倍首相を甘やかしてはいけない。
いまこそ野党共闘は阻止しなければいけない。
そして、それは可能だ。
国会優先を堂々と主張すればいいのだ。
そもそも国会審議を中断させて行う例外的な外遊だ。
10日の首脳会談が終わればとんぼ返りする前提で許可した外遊だ。
そして、電話会談直後の報道では、確かにとんぼ返りすると報道されていた。
国会軽視は許されないと国民の前で主張すればいいのだ。
繰り返し言う。
これ以上安倍首相を甘やかしてはいけない。
野党は、首脳会談が終わり直ちに次第帰国し、国会審議に応じるように安倍首相に要求しなければいけないのだ。
安倍首相にゴルフ首脳会談を認めるようでは、野党の存在感はますます無くなっていく(了)
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