中国共産党大会が閉会し、習近平一強体制が動き出した。
きょうの各紙は、その中国を一斉に警戒、反発している。
中には誹謗中傷する記事もある。
明らかに体調を崩して退場を余儀なくされた胡錦涛なのに、習近平が排除したと言わんばかりの、フェイクニュースまである。
しかし、そんな一億総中国たたきを書くのがきょうのメルマガの目的ではない。
そのことはさんざん書いて来た。
そして、ここまで対米従属になってしまった今の日本では、習近平主席の中国と関係改善できるのは、さすがの私でも無理だと思わざるを得なくなってきた。
しかし、日本で唯一、習近平主席の中国と関係改善できる地域がある。
それは、福建省と姉妹都市関係にある沖縄だ。
玉城知事はいますぐ福建省を訪れて姉妹都市関係の強化を訴えるのだ。
そして。こう共同宣言するのだ。
沖縄と福建省は決して台湾有事を望まない。
沖縄は日中国交正常化に関するこれまでの政府間4文書を遵守し、福建省はそれを歓迎する。
沖縄と福建省は日中の共存共栄を願う。すくなくとも沖縄は福建省と共存共栄を目指す。
これだ。
こう共同宣言するために玉城知事はいますぐ福建省を訪れるのだ。
福建省は上海市と並んで習近平主席がながらく統治していた直轄地のようなものだ。
今でも習近平主席と直結しているはずだ。
そして今度の中国共産党大会で、かつて習近平主席が培ってきた地方政治家の重用ぶりが際立っているとされている。
福建省と沖縄の和平合意を習近平主席は歓迎し、場合によってはその合意に立ち会い、習近平主席がお墨付きを与えるかも知れない。
いや、平和的な中国を世界にアピールするために、習近平主席は、「沖縄と中国はいまこそ平和的互恵関係を宣言する時だと、みずから言い出すかもしれない。
このシナリオを玉城知事はみずから書かなくてはいけない。
玉城知事が書けないなら誰かが書いて玉城知事にそうさせなくてはいけない。
繰り返していう。
一億総中国敵視のいまの日本では台湾有事は避けられそうもない。
その場合真っ先に捨て石にされるのは沖縄だ。
そうなる前に沖縄は自らの手で中国と和平協定を結ぶのだ。
地方自治体に過ぎない沖縄に外交・安保は出来ない。
そう日本政府が反対してきたら言い返せばいいのだ。
日本政府が出来ないからこそ、沖縄が日本に代わってそれをするのだと。
沖縄が日本を救うのだと。
そう玉城知事に気づかせる者はいないのか。
玉城知事に代わって沖縄と習近平主席を結びつける密使は出て来ないものか(了)
Comment On Facebook