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帰ってこい「ミシガンの女」

 いよいよ大統領選まであと3か月になった。

 直近の調査によればバイデン候補が優勢らしい。

 しかし油断は禁物だ。

 これだけトランプ大統領が迷走を続けているにもかかわらず、いつまでたっても圧倒的優勢にはならない。

 なぜ圧倒的な優勢にならないと危ないか。

 僅差ならトランプ大統領が居直るからだ。

 なにしろコロナ感染で大統領選を延期しろと言い出すほど滅茶苦茶なトランプ大統領だ。

 さすがに延期はないだろうが、選挙結果を認めないと言い出す可能性は十分にある。

 そしてこれには前例がある。

 2000年の大統領選の時、私はデトロイト総領事としてミシガン、オハイオ州の選挙を見て来た。

 てっきりゴアが勝ったと思ったら、フロリダで投票に疑義が出て、最後は訴訟となり、裁判所の判定でブッシュが逆転当選した。

 選挙ではなく、裁判所が大統領を決めたと揶揄された、前代未聞の大統領選だった。

 僅差なら間違いなくトランプ大統領は居直る。

 2000年の大統領選の時は決着するまで1カ月以上かかったが、今度は混乱はもっと長引くだろう。

 下手をすれば本当にトランプ大統領は居直り続けるかも知れない。

 安倍首相は大喜びだ。

 だからバイデン候補には、誰が見ても勝ったと思わせる圧勝が必要なのだ。

 そのカギを握るのは来週中にも決まる副大統領候補だ。

 ところが絞り込まれた顔ぶれを見る限り、これだと思わせる決定打がない。

 そこで思い出されるのはあの「ミシガンの女」だ。

 そうだ。

 私もメルマガで取り上げたことがあった。

 ミシガン州知事のグレッチェン・ホイットマー(48)のことだだ。

 ことし2月、トランプ大統領の一般教書演説を受けて民主党の反対演説を行い、その名が全米に知られるようになった。

 コロナウイルスの感染が続く中、州の外出制限を延長したことで、市民が抗議デモを展開したが、きぜんとした態度で対応をとった。
 
 なにしろ、あのトランプ大統領をして、あのいまいましい「ミシガンの女」と呼ばせた人物だ。

 これに対して即座に「私の名前はグレッチェン・ホイットマーよ」と言い返している。

 彼女は早々と副大統領候補から降りている。

 だから、その可能性はない。

 しかし、私がバイデン候補なら、サプライズとして彼女を指名する。

 これから本格的に始まる大統領選は演説が決め手だ。

 トランプ大統領を批判する彼女の演説をもう一度聞いてみたい(了)

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