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ヒゲの佐藤にまで利用された日本共産党の中国批判

 きょう12月4日の朝日新聞に、習近平国家主席の来春の訪日について、国賓待遇で迎えることに、自民党内で異論が続いているという記事が載っていた。

 そういう意見が自民党内にあることは既に報じられている通りだから驚かない。

 私が驚いたのは、ヒゲの佐藤こと佐藤正久前外務副大臣が反対理由として次のように参院外交防衛委員会で語ったことだ。

 すなわち、佐藤正久氏は日本共産党の声明文を読み上げた上で、なぜ習近平主席を天皇陛下が全面に出る国賓にするのか、その思いは、「党派を超えて共有する部分も多い」と述べたというのだ。

 その時佐藤正久氏が引用した共産党の声明文とはこうである。

 「(香港情勢について)根本的責任は中国政府とその政権政党にあることは明らか」

 何のことはない。

 日本共産党は佐藤正久氏に体よく利用されたのだ。

 それにしてもこんな中国批判の声明を共産党は出していたとは知らなかった。

 安倍首相も習近平主席に遠慮して言えないような批判を、日本共産党は声明文まで出して行っていたのだ。

 これでは中国共産党を怒らせるはずだ。

 これだけでも、日本共産党は政権政党になる資格はないということである(了)

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