新党憲法9条

憲法9条それは希望

参院選直前の安倍首相の無策と、それでも選択肢のない不毛

 きょうの朝日が書いた。

 政府は陸上イージス配備先を対象にあらたな交付金を検討していることがわかったと。

 秋田も山口も陸上イージス受け入れに難色を示しているから、最後は金をばら撒いて受け入れさせるのだ。

 沖縄と同じだ。

 これほどの無策はない。

 きょうの産経が書いた。

 安倍首相はきのうの読売テレビの番組(辛坊のウェークアップ)でG20に合わせたプーチン大統領との首脳会談で、まだ平和条約交渉の進展の可能性はあるといったと。

 それを報じる産経新聞は、その記事の隣に並べてこう書いた。

 プーチン大統領は昨日22日の国営テレビのインタビューで「北方領土を日本に引き渡す計画はない」と述べたと。

 産経新聞は安倍首相に恥をかかせるつもりなのか。

 これ以上の皮肉はない。

 ことほど左様に、最近の安倍政権のやっている事は全てに無策だ。

 普通であれば選挙直前にこれほどまでの無策を露呈すれば、これでは選挙に勝てないと自民党内部で党首のすげ替えの動きが起こるものだが、まったくそれがない。

 普通であれば選挙直前にこれほどまでの無策が露呈すれば、野党は勢いづいて、政権交代選挙になるはずだが、まったく、そういう雰囲気ではない。

 これは政治の危機だ。

 既存の政党、政治家がまったく機能していないということだ。

 国民はどうすればいいのか。

 誰に不満をぶつければいいのか。

 そう考えている国民はどんどん増えつつあると思う。

 オリーブの木は、そういう、与党も野党も国民のための政治をしてくれていない、という絶望と怒りの受け皿になる政党を目指す。

 オリーブの木の存在を国民が知れば、オリーブの木に害する国民の支持が得られないはずがないと思っている。

 わずか一カ月足らずの間に、どこまでその存在を浸透させられるかどうかだ。

 その事に全力を尽くそうと考えている(了)

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