いよいよ安倍首相はきょう12日、イランへ仲介外交に飛び立つ。
しかし、それがトランプ大統領に頼まれた使い走り外交であることはすっかりばれてしまった。
そして、ご丁寧にその事を米国報道官はダメ押しした。
きょう6月12日の産経新聞がワシントン発住井亮介記者の記事として報じている。
オルタガス米国務省報道官は10日の記者会見で次のように述べたと言う。
「イランに核兵器を持たせないという目的において、米国と同盟国の間に何の隔たりもない」と。
ここでいう同盟国とは日本だ。
欧州の同盟国はイラン合意を一方的に破棄したトランプの米国と、いまでも一線を画しているからだ。
その日本と米国には何の隔たりもないと言っているのだ。
つまりイランに核兵器を持つような馬鹿な真似をするなと言いに行くのである。
これでどうして仲介ができるというのか。
ここまで見え透いた使い走り外交なのに、あたかも仲介外交のように安倍首相を持ち上げる大手メディアは自らを恥ずべきだ。
中東外交を理解している記者は、ただのひとりもいないとでもいうのか(了)
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