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「やぶれかぶれ解散」に追い込めなかった救いがたい野党

 きのう午後一時から始まった参院決算委員会を私は注目して見始めた。

 自民党の質問は八百長だから見る必要はない。

 やっと野党の番になったと期待したら、蓮舫議員の質問を聞いて、一瞬にして絶望的な気分になった。

 質問をしているのである。

 だからいつものように安倍首相の愚にもつかない言い訳を聞かされることになる。

 違うのだ。

 質問など不要だ。

 報告書の全面撤回を求め、年金制度検証結果の提出の遅れとともに、安倍政権の職場放棄攻め立てて即時内閣総辞職を求めなければいけなかったのだ。

 後に続く野党の質問者も、同様に即時内閣総辞職を求め、それに応じなければ、党首討論を含めた残りの国会をすべて審議拒否すべきだったのだ。

 今度ばかりは世論はそれを支持するだろう。

 ここで怒らなければ世論もお終いだからだ。

 世論の怒りを背にして野党が国会で共闘して怒り狂えば、安倍首相はやぶれかぶれ解散するしかなくなる。

 おりから、イラン訪問はトランプ大統領の使い走りに終わる事は明らかだし、G20は米中対立で立ち往生するに決まっている。

 これまで安倍首相が解散の大義にしようとして来た事が、すべて失敗に終わる。

 ここで年金問題を盾に国会をボイコットすれば、文字通り、やぶれかぶれ解散するしかなくなる。

 追い込まれ解散だ。

 そうなるとバラバラな野党でも勝ち目が出てくる。

 これしかなかったのだ。

 ところが野党は追い込めなかった。

 追い込む気迫がまるでなかった。

 それを見透かしたかのように安倍首相は衆院選を先送りした。

 参院選の単独でも負けないと判断したのだ。

 議席を少しくらい減らす事は仕方がない。

 前回が勝ち過ぎたからだ。

 政権が揺らぐことがなければいいのだ。

 そして、あらゆる事前調査でそうなると読んだのだ。

 ここまで安倍首相に舐められているのに、「野党、なお同時選警戒」という見出しが躍っている。

 安倍首相が同日選はやらないと言っているのに、まだ解散を恐れているのだ。

 救いがたい野党である。

 安倍政権は最悪だが、野党もまるで期待できない。

 だからオリーブの木なのである(了)

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2019 06 23 新党「オリーブの木」キックオフミーティング 共同代表 天木直人