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米国の意向を忖度して拉致問題を棚上げしようとした安倍首相

 今日発売の週刊プレーボーイに貴重な情報を見つけたので紹介したい。

 それは安倍首相が「前提条件なしで金正恩委員長と会う」と突然言い出した、その背景に何があったのかということだ。

 元農水大臣秘書官をしていた池田和隆氏が、「私(池田氏)が官邸筋から聞いた範囲では」として、次のように書いている。

 「安部首相は外務省の北米担当ルートを通じて『拉致問題を棚上げするというスタンスをアメリカが歓迎している』という情報を得たようです。たったそれだけの理由で、(国民の生命と財産を守るという)国家の重大な責務の棚上げを表明してしまったというのが事実の様です・・・」

 これが事実としたら、何の成算もなく、「前提条件なしで首脳会談をする」と言ったに過ぎなかったのだ。

 池田氏もこう書いている。

 本来ならば水面下で北朝鮮側と接触を重ね、会談が実現させられる確かな感触をつかんで、米国に話をしてから表明するものだと。

 その通りである。

 しかし、何の根拠もないのに、米国の意向を忖度して棚上げしようとしたのだ。

 さらに池田氏は続ける。

 堂々と「今回は政治判断として拉致問題をいったん棚上げする」と方針を変えた事を明言するのがあるべき姿だと。

 しかし、現実は、これまでの方針と何も変わらないと二枚舌を使っている。

 支離滅裂だ。

 これでは北朝鮮に相手にされないはずだ。

 考えられないほど軽々しい、「前提条件なしの日朝首脳会談」表明だったと言う事である(了)

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