新党憲法9条が今度の参院選で全国比例区で出馬できる可能性が出て来ました。
あす5月21日午後3時に赤坂のキャピトル東急ホテルでオリーブの木「国民のちから」の立候補宣言の記者会見をする運びになりました。
そこに至る経緯と私に考えをお伝えし、これまで私の新党憲法9条構想を支持し、支援いただいた皆様のご理解とさらなるご支援をお願いしたいと思います。
そもそも、勝てる選挙が見つからない限りもはや選挙には出ないと私が考えていたのは既にお伝えした通りです。
勝てる選挙とは安倍一強と野党共闘の一騎打ちの中で野党共闘の候補者として戦うチャンスが出る事です。
社民党の党首や小沢一郎陣営に私みずから頭を下げて働きかけましたが反応はいまひとつでした。
野党共闘がうまくいっていない事が大きな原因だと思いますが、既存の政党、政治家では駄目だと言い続ける私には、所詮野党共闘の仲間入りは無理だということなのでしょう。
その時点で、私は今度の選挙を静観しようと思っていました。
なぜなら、その後さらなる政治の混乱が起きる一方で、日本の情勢が危機的に悪化してくると思うからです。
そんな中で、政局に明け暮れる余裕はなく、救国、救民の為の人民共同戦線なる動きが必ず出てくると思うからです。
ところが、その動きが、いま出て来たのです。
千葉県議の西尾憲一さんと言う人が私を政治家にさせたいと言って自ら作った平和の党と一緒にオリーブの木をつくろう、思いを同じくする団体と結束しようと誘ってくれました。
実はこの誘いは私が立川で街頭演説をしていた1年ほど前からあったのですが、私は二人ではじめてもひろがらないと真剣に考える事をしてこなかったのです。
ところが、いまから3週間ほど前に、小林節さんの「国民怒りの声」を引き継いだ小林興起元自民党衆院議員の自由国民党と、加計問題の疑惑を追及した政治家活動家の黒川敦彦氏(ピープルパワー代表)から一緒にやらないかと誘いを受けました。
いま、まさに求められているのは、安倍自公政権はもとより、野党もまた国民の為の政治を実現することはできない、何とかしてくれという国民の声が高まっている、それに応えるべく、誰も出来なかったオリーブの木で新し政治の動きをつくろうという呼びかけです。
急きょ4人で話し合って、対米自立と貧国・格差の廃止の二大テーマで団結し、全国比例区でひとり当選させよう、そこから新しい政治をつくろうという事になりました。
国政選挙で対米自立を掲げて戦う集団を私はこれまで見た事がありません。
それこそが憲法9条を国是とする新党憲法9条の最大の目標でもあります。
右翼、改憲の小林興起氏と私は、まるで正反対のように世間は思うでしょうが、改憲は占領状態をなくしてはじめてできるものであり、まず占領状態をなくすことが先決だ、国防は専守防衛であり自衛隊は国内から一歩も出さないと主張する小林興起氏の考えは、まさしく新党憲法9条の考えです。
郵政民営化に反対して小泉首相に政治生命を断たれた小林興起氏は、ぶっ壊されて黙っているのか、いまこそ昔の自民党の良さを取り戻せと自民党に呼び掛けます。
私は小泉・安倍に壊された外務省はそれでいいのか、いまこそ対米自立の平和外交を取り戻せと訴えます。
われわれは、外資に支配されている大企業の法人税をひきあげ、内部留保に課税すれば消費税などいらないと訴えます。
黒川氏は安倍首相のモリカケ疑惑を許さないと訴えます。
また黒川氏は政治家の給与で若者育成のプロジェクトをやろうと訴えます。
これこそが新党憲法9条のもう一つのテーマである政治家の特権を国民に還元するという私の構想です。
そして西尾さんはひたすら私を政治家にして平和外交をさせようと訴えます。
我々に共通しているのは私心がない事です。
お互いに情報を隠さない事です。
誰が当選しても対米自主と貧困・格差解消でその後も統一戦線を組んでいこうと約束しています。
これはスタートであり、我々に参加する仲間よあらわれよと訴えます。
私がかねてから考えてきた挙国一致の緊急非常事態政権構想です。
もちろん山本太郎にはれいわ新選組ではなく、脱原発党をつくって小泉純一郎を誘って我々の仲間入りをしないかと呼び掛けます。
果たして21日午後3時の記者会見に記者は集まるでしょうか。
集まったとしても、この訴えを記事にしてくれるでしょうか。
日本の未来はこの動きにかかっています(了)
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