沖縄補選は辺野古阻止のために屋良朝博という最強の政治家を得た。
どこが最強か。
ジャーナリストとしての経験から辺野古移設のまやかしのすべてを熟知しているからだ。
何よりも辺野古移設を阻止する覚悟が、これまでのどの政治家よりも群を抜いて強いからだ。
玉城知事と屋良議員のコンビで辺野古移設は間違いなく実現できる。
勝利の喜びは一日で済ませ、今すぐ行動を起こすのだ。
その為に周到な戦略を練るのだ。
まず玉城知事と屋良議員には役割分担をはっきりさせることだ。
玉城議員は安倍・菅政権との交渉に専念する。
そして屋良議員は米国や米軍との交渉に専念する。
どちらが重要か。
もちろん米国との交渉だ。
屋良議員の下に、辺野古阻止を訴えるすべての外交・安保問題の専門家が結集するのだ。
その叡智を集めて世界の見ている前で米国と米軍に迫る。
その交渉を横目に見ながら、玉城知事は節目、節目で安倍・菅政権に迫るのだ。
辺野古移設は無理だ。
政府として過ちを改めるに憚る事なかれだと。
本気で迫れば間違いなく米国はあきらめる。
米国の頭では屋良氏の主張に反論できないからだ。
何よりも、いまのトランプ大統領は辺野古移設問題など念頭にない。
沖縄や日本国民の反対の強さにはじめて気づき、そんなもの止めてしまえ、と言い出すこと間違いない。
もしトランプ大統領がそう言い出せば、それですべてが決まる。
そして辺野古移設が中止されれば、辺野古移設が唯一の選択肢だと言い続けた安倍政権は内閣総辞職するしかなくなる。
玉城知事と屋良議員を動かすのは小沢一郎だ。
もはや小沢一郎は野党共闘を待つまでもない。
みずから辺野古阻止の陣頭指揮をとって、辺野古阻止を実現する事によって安倍・菅政権を倒すのだ。
安倍晋三や菅偉義とは政治家としての経歴も器量も違うというところを見せるのだ。
辺野古阻止が「令和」時代の最初の政治決着の問題となる。
そうすればおのずから「令和」時代が日本にとって明るい時代になる。
「令和」名づけた安倍首相も、国民から恨まれずに済む。
すべてがハピーになる。
平成の最後にふさわしい沖縄の補欠選挙だったということである(了)
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