わが目を疑う記事を見つけた。
きょう4月5日の朝日新聞が一段の小さな記事で書いた。
その記事は、米海兵隊が、沖縄県東村高江周辺で建設中の米軍ヘリコプター基地(ヘリパッド)に抗議する人たちのテントなどを、強制的に撤去したと言う記事だ。
信じられない記事だ。
ありえない事だ。
反対抗議が米軍基地内で行われていたならまだわかる。
なぜならば、いくら主権を放棄した悪しき協定であっても、日米地位協定に従って米軍にはそれを排除する権利が認められているからだ。
しかし、この記事では、どう考えても抗議拠点のテントは米軍基地の外にある。
なぜならばいままでそのテントは放置されていたからだ。
「この場所のテントが撤去されたのははじめて」と朝日のその記事も書いているからだ。
つまり日本の主権が及ぶ日本国土にある抗議デモの拠点であるテントが海兵隊の手で排除されたのだ。
日本国土内で日本国民を強制排除できるのは日本政府、つまり警察や自衛隊しかない。
いかなる意味でも、米海兵が日本国民を日本政府の主権の及ぶところで強制排除することは許されない。
ところが、なんと、それが白昼堂々と行われたと朝日の記事は教えてくれているのだ。
もし、安倍首相がこれを知って海兵隊に文句の一つも言わず、やりたい放題させていたとすれば、安倍首相は日本と日本国民の首相ではない。
即刻内閣総辞職しなければいけない。
ひょっとして、安倍首相は、日本の警察や自衛隊が排除する挙に出れば日本国民が猛反発するから、それをおそれて米海兵隊に抗議者たちの排除を頼んだのではないか。
つまりみずから主権放棄して、日本国民の生命と安全を米軍に売り渡しているのではないか。
そうだとしたら内閣総辞職では収まらない。
投獄、処刑ものだ。
どっちにしても、この朝日新聞の記事は決して見過ごしてはいけない。
一段緒小さな記事ではなく、一面トップで報じて国民に知らせるべきだ。
野党は国会で安倍首相を徹底的に追及すべきだ。
これだけは、安倍首相も逃げる事が出来ない、前代未聞の海兵隊による日本国民の強制排除事件である(了)
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