我が目を疑う朝日新聞の一大スクープ記事だ。
きょう11月16日の朝日新聞が一面トップで報じた。
なんと安倍首相はプーチン大統領に対し、歯舞、色丹の2島が返還されるなら、そこに米軍基地はおかないと伝えていた事がわかったというのだ。
首相官邸幹部が明らかにしたと言う。
これが事実なら、安倍首相は、北方領土が返還されるなら、日米安保条約を否定する覚悟があるということだ。
なぜなら日米安保条約下では、米軍が日本を守る代りに、日本は米国に対しどこでも米軍基地を置く権利を認めているからだ。
朝日のその記事は、安倍政権はこれから米国と交渉に入ると書いている。
しかし、米国がそれに応じるはずがない。
それどころか、米国に相談することなくプーチン大統領にそんな事を伝えていた事を知ったら、米国の激怒は必至だ。
ただでさえ中国との関係改善を見せる安倍首相に米国は不信感を募らせている。
安倍パフォーマンス外交は、ついに日本外交の最優先である日米同盟さえも崩しかねないのだ。
これこそがプーチン大統領の狙いだったのだ。
安倍首相はまんまとプーチン大統領の術中にはまった。
しかも2島すら返ってこない。
親米保守の自民党や外務省が安倍倒閣に動ないようではおかしい(了)
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