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野党が共闘すべきは兵器予算の阻止だと教えてくれた東京新聞

 きょう11月1日の東京新聞が一面トップで大きくスクープ報道した。

 安倍政権で米国兵器の購入が急拡大し、本予算(筆者註:通常国会で審議される毎年の予算)で計上し切れないものを補正予算で穴埋めしようとしている事がわかったと。

 本来は自然災害や不況対策などのために組まれる補正予算が、本予算と一体化して、膨れ上がる兵器予算に充当されていると。

 これはとんでもない事である。

 こんな補正予算など絶対に認めてはいけない。
 臨時国会の最大の目的は補正予算を成立させることだ。

 おりから臨時国会が始まった。


 ならば野党が真っ先に安倍政権に要求することは、本予算と一体化した兵器予算の組み替え要求である。

 兵器予算を削除して出直して来い、と要求することだ。

 どうせ来年一月から通常国会が始まる。

 兵器予算はその中で一本化して要求し、国会の審議と承認を待てばいい。

 そうしてはじめて国民は気づく。

 日本の防衛予算がここまで膨れ上がってしまったのかと。

 ここまで米国の不要な兵器を安倍首相はトランプ大統領に買わされてしまったのかと。

 さすがの国民も、ふざけるな、こんな無駄な兵器購入など認められるか、となる。

 東京新聞のきょうのスクープが教えてくれた事。

 それは今度の臨時国会の野党共闘の最優先事項は補正予算の組み替え要求であるということだ。

 果たして野党は、ここまで膨れ上がった安倍首相の米国からの兵器購入を、阻止できるだろうか(了)

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