沖縄知事選の玉城氏の勝利から二週間以上がたち、安倍首相との面会もはやばやと終わり、すっかり静かになってしまった。
辺野古阻止のあたらな動きは見られず、その後のあかるい展望もまったく見えてこない。
そんな中で、今度の沖縄知事選の玉城氏の勝利の本当の意義を見事に言い当てた記事を見つけた。
それはきのう10月14日の朝日新聞の中にある高橋哲哉・東京大学大学院教授の次の言葉だ。
「沖縄にこれ以上、米軍基地を押しつけておくことはできない。安保条約があるかぎり、ヤマト(本土)が引き取るしかない、もし、ヤマトの自治体がどこも引き取りを拒んだら?みながみな米軍基地はいらないとなれば、安保そのものを見直す、という選択肢が出て来る。引き取りますか?見直しますか?ヤマトの多数派への問いかけでもあるのです」
これこそが沖縄の知事選における玉城氏の勝利の本当の意義なのである。
この事を沖縄に言わせてはいけない。
玉城新知事に言わせてはいけない。
ヤマトの人間が言わなければいけないのだ。
ヤマトの政治家たちがまっさきに言わなければいけないのだ。
しかし、誰一人としてこの言葉を国会で発言するものはいない。
ヤマトのすべての政党、政治家に答えを求め、その判断を迫ろうとするのが新党憲法9条である(了)
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