しばらくの間、自民党総裁選の裏話がメディアを賑わす事になるだろう。
そのひとつとして、きょう9月22日の毎日新聞が、小泉進次郎が石破支持を直前になって表明した背景について次のように書いている。
すなわち、小泉進次郎は選挙期間中(9月7日ー20日)のもっと早い時期に石破支持を表明をすることを考えていたという。
しかし、首相陣営がたびたび「メリットがない。やめた方がいい」などと忠告したという。
小泉進次郎の将来への影響を懸念する周囲からも「あまり関与しない方がいい」と助言されたという。
何のことはない。
あっさりと保身に転じたのだ。
それならそれと認めたらいいものを、次のように釈明している。
「(早期に)表明しなかったからこそ(候補者)二人だけの論争に注目が集まった」のではないかと。
なんという不甲斐なさだ。
姑息な判断の上に、さらに姑息な言い訳をして恥の上塗りをしている。
小泉進次郎は37歳だという。
男37歳と言えば、働き盛りだ。
しかし、小泉進次郎の言動を見ていると、まるでいつまでも子供のようだ。
無理もない。
何の苦労もなく世襲で議員になり、おだてあげられて今がある。
こんな政治家が首相候補ナンバーワンというのでは、日本の政治はあまりにも貧困だ。
果たして小泉進次郎は、このまま安倍政権と共に沈んでいくのだろうか。
その答えは、小泉進次郎が安倍政権の中に入るかどうかで決まる(了)
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