新党憲法9条

憲法9条それは希望

国民必見の「悪魔の兵器はこうして誕生した」という番組

  きのう18日の午後1時からNHKBS1で始まったNHKスペシャル「悪魔の兵器はこうして誕生した~原爆 科学者たちの心の闇」という2時間番組をたまたま目にした私は、思わず引き込まれて最後まで息つく暇もなく一気に見終えてしまった。

 そして本当に驚いた。

 知っていたつもりの米国の原爆開発とそれを日本に投下した背景を、ここまでわかりやすく、詳しく、かつ資料に裏付けられて正確に教えてくれるものを私は知らない。

 いや、私一人ではないはずだ。

 日本国民の誰もここまで知らないに違いない。

 私が見たのは再放送で、8月12日の午後10時にすでに放映されていたものらしいが、これまで反応がない事におどろかされる。

 ひょっとして自主規制や忖度が働いているのではないかと疑いたくなるほどだ。

 しかし再放送されるところを見るとそうではなく、単に私がそうであったように、見落としている人たちが多かったのだろう。

 たまたま再放送を目にした私のつとめは、鐘や太鼓をたたいて大声でこの番組を宣伝することだと思う。

 この番組は、掛け値なしに日本国民必見の番組だ。

 いや、翻訳されて世界中の国民が見なければいけない番組だ。

 この番組を見て、それでも核兵器を擁護するようなら、人間の資格はない。

 この番組を見て、それでも米国の核の傘を信じる日本国民は、安倍首相とその従属者くらいだ。

 いや、安倍首相やその従属者たちですら、日米同盟を最優先する自らを恥じるだろう。

 おりから核兵器廃止条約が国連総会で採択された。

 いまこそ日本は核廃絶の先頭に立つべきだ。

 日本が本気で核廃絶を訴えれば、誰もそれを拒否できないだろう。

 米国に対して最も強い立場に立てるのは日本だ。

 その事を見事に教えてくれる番組である。

 被爆体験と憲法9条を持つ日本は、いまこそ世界平和の実現の為に、国をあげて立ち上がる時だ。

 それを主導する新党憲法9条がこの国の政治にどうしても必要なのだ。

 安倍・菅コンビが暴政の限りを尽くして恥じないこのタイミングで、このような番組をつくって放映したNHKは、まだ捨てたものではない
(了)

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