また朝日新聞が一面トップで大スクープを打った。
きょう4月10日の紙面で、加計学園をめぐり。柳瀬首相秘書官(経産省出身)が「本件は首相案件」と述べたとされる記述が、愛媛県が作成したとされる文書の中に見つかったというのだ。
これこそが安倍首相が関わった動かぬ証拠だ。
加計学園問題は、その不正金額の大きさにおいても、安倍首相が直接に関与した点でも、森友疑惑よりもはるに重要だ。
おまけに国会で虚偽答弁をしたのが財務官僚(佐川前国税庁長官)に加えて今度は経産官僚だ。
おりから防衛相の、文書隠し、シビリアンコントロール逸脱が底なし状態だ。
昭恵夫人の国会証人喚問で終わると思っていた森友疑惑で十分だったところに、ここまで多くの、安倍首相が倒れるに十分な問題が同時多発テロのごとく出て来た。
そして、とどめを刺すのはやはり安倍首相の外交だ。
きょうの各紙が一斉に報じている。
米朝両政府が、「核放棄と国交正常化の一括合意」に向けて水面下で交渉を続けていたことが複数の米政府当局者の話でわかったと。
これ以上ないはしご外しだ。
これで4月17日からの安倍訪米の失敗が確定した。
ゴルフをするだけの訪米となった。
どれひとつとっても安倍首相は終わりだ。
第一次安倍政権の時の政権投げ出しは、突然発症したわけのわからない病気だった。
今度はどれが辞任の理由になるのだろうか(了)
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