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安倍降ろしに動かざるを得なくなった麻生太郎財務相

 直近のブログで、私は、私が麻生財務相なら安倍降ろしに動く、と書いた。

 そう書いた直後に、昨日の夕刊フジが大きく書いたことを知った。

 森友文書書き換え疑惑で、ついに麻生財務相と佐川国税長官の辞任もありうる事態になってきた、と。

 夕刊フジの書き方は、私が考えた、財務官僚が反旗を翻し、それを黙認した麻生財務相の、巧妙な安倍降ろしではない。

 文書流出の犯人探しの結果、もし書き換えの事実とその犯人探しに結論が出れば、佐川長官はもとより、麻生大臣の引責辞任は避けられない、というものだ。

 もし夕刊フジの書いた通りの展開になれば、安倍降ろしに動くどころの話はではなくなる。

 トカゲの尻尾きりだ。

 ひとえに安倍首相の不始末にもかかわらず、安倍首相の延命の為に辞任を迫られる。

 ふざけるな。

 俺を何だと思っているのか。

 いやしくも吉田茂の孫だぞ。

 岸信介の孫とは格が違う。

 そう啖呵を切って、男、麻生太郎は、辞めたあとに自分の方から安倍降ろしに動かざるを得なくなる。

 自民党内の二階や青木、古賀と言った老政治家たちがそれに呼応し、勝ち目のなかった石破が張り切る。

 未来のある小泉進次郎は、ここまで悪事を働いた安倍首相とは、さすがに心中するわけにはいかないとなる。

 禅譲を期待していた岸田政調会長も、さすがに、安倍が倒れては禅譲はない事を知る。

 かくて、やりたい放題やってきた安倍・菅暴政コンビと、その他のオール自民党の全面戦争になる。

 自民党と野党の攻防よりはるかに面白い、歴史的な自民党攻防劇が始まろうとしている(了)

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