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「トランプを待ってはいられない」と演説したブラウン知事

 NHKも、たまにはいいニュースを流すことがある。

 今朝6時過ぎのニュースで、ドイツで開かれている地球温暖化対策国連会議(COP23)に合わせて、アメリカの7つの州など各国の自治体の代表が参加する会合(自治体サミット)が開かれたことを報じた。

 その会合で、ブラウン・カリフォルニア州知事が大声をあげて「トランプ大統領を待ってはいられない」と演説した映像が流された。

 正確には、「カリフォルニアはトランプ政権にもはや何も期待しない。アメリカの力はワシントンだけではない」と述べたらしいが、私にはそう聞こえた。

 いや、「トランプ大統領など要らない」とすら聞こえた。

 パリ協定からの脱退を表明し続けるトランプ大統領に対する痛烈な批判だ。

 いや、パリ協定だけではない。

 次々と国際機関や国際条約を否定するトランプ大統領に対するボイコット宣言である。

 私が注目したのは、各国の自治体の首長からも、国家のレベルとは別に自治体レベルでの対策の強化と連携が一層重要になるという声が相次ぎだと報じられていたことだ。

 世界は確実に変わりつつある。

 米国一強の時代は終わりつつある。

 国家がすべてでではなく、地方自治が国家を凌駕する時代が来ようとしている。

 これこそが、私が唱えるもうひとつの政治だ。

 100%トランプの米国の側に立つと公言し、核兵器禁止条約さえも不参加を決め込んだ安倍首相を否定する世界の流れだ。

 きょう一日、爽快な気分で始められるNHKのニュースである(了)

 

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