新党憲法9条

憲法9条それは希望

選挙に明け暮れている余裕はない今の日本

 本当は2週間もの日にちをばか騒ぎして、選挙などやっている余裕のない
日本であり国際情勢なのである。

 米朝仲介にロシアが急浮上してきた。

 米側が頼んだという見方さえ出ているという。

 日米同盟一本やりの日本の出る幕はない。

 アサドがIS拠点を奪還し、トルコも動き出し、アサドとエルドアンの
対立が激しさをましている。

 トランプの核合意破棄に怒ったイランは北朝鮮に急接近し、反米連合を
鮮明にしている。

 中東混乱の陰でガザのパレスチナ人は困窮の極みだ。ほったらかしだ。

 そんな中で、選挙の直後のトランプが日本にやってきて、北朝鮮への
圧力と同時に、日米経済交渉で日本に圧力をかけようとしている。

 本来ならば、トランプ来日をきっかけに、日米地位協定の交渉開始要求の
大合唱が起こらなければいけないのに、いまこそ戦後の最大の課題である
日米安保不平等条約の撤廃を求める声が起こらなければおかしいのに、
それを訴える政党、政治家、メディアは、皆無だ。

 沖縄の米軍ヘリ墜落はほったらかされ、抗議に駆け付けた岸田元外相は
門残払いされ、手ぶらですごすご帰ってくる体たらくだ。

 米軍はヘリ飛行をはやくも再開し、北部訓練場前に集まる国民を日本も
メディアも有識者も、見殺しにしている。

 きょうの東京新聞は、広島上空で米軍機が火の球を出しながら火炎訓練
をしたと報じている。

 ここまで日本は米軍のやりたい放題の場となってしまっているのだ。

 それらをすべて放置したまま、既存の政党、政治家たちは、与党も野党
も負け比べをし、自らの生き残りに必死だ。

 そして、その生き残りの終わりなき戦いは、選挙の後にこそ繰り広げら
れる。

 そんなことをやっている場合か。

 誰かがその事を国民に訴えて、国民を覚醒させなければいけない。

 国民の為に本物の政治を実現しなければいけない。

 本当の政界再編を起こさなければいけない。

 いや、既存の政治を叩き壊し、白紙にして、まったく新しい政治を
つくらなければいけない。

 それが新党憲法9条だ。

 憲法9条の下に国民が結集するのである。

 憲法9条を掲げて米国からの軍事支配から日本を解き放ち、世界の
平和をリードしていく国に、この日本を作りかえる。

 それはまったなしだ。

 選挙後の新しい政治は、新党憲法9条を信じる国民と、既存の政党、
政治家との戦いである。

 私は本気でそう思っている。

 私一人ではもちろんそれは出来ない。

 この私の思いに心を震わせて共感する有力者を一人でも多く見つけ、
2年後の衆参同日選挙に向けて、今度こそ大きなうねりとしていきたい。

 私はもはや選挙後を見ている。

 私の相手は米国である。

 米国のやりたい放題を許さない国際社会である(了)

 

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