どうでもいいことだけど、どうしても書いておきたい。
きのう7月31日の各紙の政治記事が一斉に取り上げていた。
共産党の穀田恵二議員の国対委員長在職20周年を祝うパーティが地
元京都で盛大に開かれ、与野党の大物議員が祝いに駆けつけたと。
これを読んで私は、共産党おまえもか、という思いを抱いた。
共産党も、そしてその議員である穀田氏も、しょせんは他の政党、政
治家と同じく、政治という特権で結ばれた仲間同士だということだ。
穀田氏は京都一区選出の衆院議員だ。
私が育った家の選挙区だ。
この前の衆院選で、たまたま歩いていたところに穀田氏の選挙カーが
通り、頑張って下さいと声をかけたら、それを見つけた穀田氏が、天木
さん、こんなところを歩いているんですかと車中から握手してきた間柄
だ。
同じ70歳の人生を生きて来た。
その穀田氏が、国対委員長を20年もやったからと言って盛大に祝
う。
市民の為の政治を掲げる共産党議員が、である。
そしてそのパーティに与野党を超えた仲間が集まりエールを交換す
る。
政策において、これほど激しく対立しているというのにである。
国対委員長などというポストは、まさしく八百長国会の駆け引きの場
を演ずるポストだ。
そんなポストに20年在職したからといって盛大なパーティを開き、
立場の違う政治家たちが呉越同舟でエールを交換する。
いや、だからこそ、盛大なパーティを開き、皆が集まるのだ。
国民から乖離した、政治家しかその重要性がわからないパーティだ。
今度穀田議員に会う機会があれば言おうと思っている。
「穀田さん、国対委員長20年がそれほど名誉なことなんですか」
と。
(了)
国会議員に考えてほしい。来春総務省が、子育て支援くじを発売し、収益金を全国の子育て関連事業に充てる。1マイ200円で、40億円の売り上げの内、16億円を、配分するという。賞金額や経費は決まってない。宝くじは割の合わないギャンブルだと私は思う。16億円は国会議員の無駄遣いのほんの一部を戻せば出せるもの。
カジノ誘致賛成の、横浜市長が当選して、早速、首相は「カジノ含む、IR統合型リゾート施設法案提出へ具体的な準備を」と関係閣僚に指示したとニュース。米国のIR統合関係社等が有識者会議まで注視している。日本のためになるのだろうか。
先週、ベトナムのホーチミン市で古くなった水道管または下水管の工事が、日本の約28億円の無償提供の援助で開始した。これは昨年に今年はベトナムがAPECの議長国であるため提供されるものだと一部報道されたもの。
ベトナムの工事開始ニュースのなかで、工場から漏れた汚染物質水が海に流されて、多くの漁民が職を失い、少ない日本でも4500人が労働者として出稼ぎに行っている。外国派遣労働者の問題がないのだろうか。
日報問題をめぐる閉会中審査で、稲田氏参考人招致を拒否した竹下氏は、「稲田氏は閣僚として辞任という一番思い責任の取り方した」丁寧な言い訳は、上から目線でしなさいと安倍首相を忖度したのですね。
大きな罪や権力者の不正は見逃すが、庶民の罪は決して見逃さない。分かりはじめた国民は、末端の逮捕で蓋をしても、不信感は払拭しない。