きょう7月28日の朝日新聞が鳩山由紀夫元首相とのインタビュー記事を掲載していた。
「平成と天皇 首相経験者に聞く」という連載の第4回目のインタビュー記事である。
その中で鳩山氏は天皇陛下に内奏した時のことをこう明かしてる。
皇太子時代に美智子さまと訪れたアフガニスタンで自爆テロが頻発している事について、「自分の命を失うことで天国に召されると信じている人びとに、自爆テロをやめさせるのはどうすればいいんでしょうか」と天皇陛下がおっしゃったというのだ。
まさしく現在の国際政治における究極の問いかけである。
天皇陛下はここまで国際政治に関心を持たれているということだ。
それに対して鳩山氏は、とりあえず「若者を過激なイスラム主義に追いやっている貧困に手立てを講じる事が、結果的にテロをなくす道につながるのではないでしょうか」と申し上げたが、正直にいって難しい問いに言葉に詰まったと告白している。
残念だ。
なぜその時鳩山氏は憲法9条の精神に言及しなかったのだろう。
米国をはじめとした軍事覇権国が軍事力に任せて他国や他民族を弾圧さえしなければ、そもそもここまで激しい抵抗運動は起きなかったでしょう。いまこそ日本は憲法9条の素晴らしさを世界に訴える時だと思いますと。
鳩山氏がその時、そう天皇陛下に答えたなら、天皇陛下は我が意を得たりと納得された違いない。
このインタビュー記事を読んで、私は天皇が退位される前に、何としてでも新党憲法9条を実現したいという思いに駆られたのである(了)
まずは自分の理念のために陛下を利用している事が腹立たしい。
他の方のコメントにもあったが、イスラム教(もちろんキリスト教も)は1神教なので基本的に他の宗教は受け入れられない。
我々の価値観では、(本当の意味で)理解出来ない事を、果たして憲法9条が解決してくれるのか?
鳩山氏の方が、よっぽど現実的な回答だと思う。
馬鹿すぎて口が塞がらない。
憲法9条のもと、何処が幸せだったんだ。
拉致被害者すら助けられない。
今の日本を取り巻く危機もこの9条が邪魔になってんだよ。
安倍首相に憲法改定に手を付けさせない、陛下まで利用した新手のやり方か。
恥を知れ。
何もわかっていない。自爆テロを繰り返すイスラム教徒は、一神教である。それも、キリスト教の三位一体すら認めない、キリスト教以上に理念が強いといえるものだ。また、イスラム教徒がムハンマドを中心として聖戦と称した最初の行動は、隊商を襲い、殺して荷物を奪い去り、そして他宗教の偶像を破壊するという、あまりにも過激なものだった。自爆テロというものが無くなるわけがない。
また、元はと言えば、中東はイギリスとフランスが勝手に国境線を引いたから混乱しているのだ。
一度国境線を一から引き直さなければ、中東の混乱は
無くならないだろう。
また、どんな相手でも憲法9条を世に広めよう、という
思想は、「イエスの素晴らしい思想を世界に広めよう!」と考えたキリスト教徒達の思想と重なる。
他国からしたら、そんな憲法9条なんてものは余計な
おせっかいだ!と思うだろう。そして憲法9条信者
は言うのだ。「憲法9条のような素晴らしい思想を
君たちが受け入れないから他国が侵略してくるのだ!
君たちは武器を捨て、平和主義になるべきだ!」と。
攻める側からしたら、これほど侵略に相応しい思想は無いだろう。
これはインカ帝国を滅ぼしたスペイン人ピサロが、
キリスト教を受け入れなかったインカ帝国の王に
怒り、ありとあらゆる虐殺、収奪、強姦を認めたの
と大差がないように思われる。
憲法9条信者は、チベットやウイグルを侵略し、台湾を
虎視眈々と狙う中国や、竹島を侵略した韓国
には、一切憲法9条の思想を吹き込まないからだ。
アメリカだけを批判したいようだが、アメリカを批判
するなら、アメリカと同じ左翼国家である中国も
批判してはくれないだろうか。
主権国家の北朝鮮の核の脅威を中国が真剣に止めてくれてない。日本の識者が述べているのを聞く度に思うのは、他国を非難しても始まらない。
韓国の「軍艦島」という映画が話題にっている。戦前の徴用工を扱ったフィクションである。またこの問題が再燃するのではと懸念する人々がいる。
日本が先の大戦をないものとする人々がいるから、相手国民もフィクションを現実と受け取ると危惧する。
一方で、唯一の被爆国の日本が、米国の核の傘にいるからと、核兵器禁止条約に参加しないという被爆者や国民に苦い思いを。日本中に米軍基地を認めているのは、先の大戦の誤りを謝り続けている国という認識しているからだ。
この矛盾の解消には、憲法9条で平和国家の輪を世界に広げることを日本の基本方針にするという壮大な計画の遂行こそ、新党憲法9条の実現であり、天木氏がいつも述べている天皇陛下のお気持ちに近づくことになると思います。