どうやら政局は予想以上に混迷しそうだ。
これから様々な動きが出てくる。
それに絡んで、新聞やテレビや週刊誌に様々な政治観測があふれる事になる。
政界は一寸先は闇だとはよく言ったものだ。
だから、誰が何を言っても書いてもしゃべっても許される。
その混乱の中で、時が来たら、おのずから方向が見えてくる。
そんな憶測記事の中で、真っ先に私が書きたいのは今日発売の週刊現代の政治観測記事だ。
その記事によれば、安倍自民党は安倍政権で結束を固めるという。
すべては、都知事選の最終日の夜の、安倍自民党政権幹部のフランス料理店における合意にあると言う。
ひとことでいえば、派閥を強化した麻生太郎が、反乱を起こすどころか、安倍を支える事で合意したというのだ。
いまこそ結束して、安倍首相に楯突く自民党の非主流派を許さないというのだ。
それが正しいかどうかは、8月3日に発表される内閣改造の顔ぶれを見ればわかるという。
この週刊現代の見立てが正しいかどうか、私にはわからない。
しかし、惨敗した後こそ、結束を強める必要がある事は、戦いの要諦である。
私は、この週刊現代の見立ては正しいのではないかと思う。
もちろん、安倍自民党が結束したからといって、安倍政権がこのまま続くという保証はない。
しかし、開き直る安倍首相を倒すのは、今の野党では容易でないことだけは事実である(了)
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