読者から次のようなメールをいただいたので共有させていただきたいと思います。
私が前回のメルマガで言いたかった事を見事に敷衍して解説してもらいました。
このような読者に励まされて私は今日まで書き続けることが出来たと思っています。
なお前回の文章で反植民地政策と書いたところがありましたが植民地政策の誤りです。植民地主義と言った方がより適切だったかもしれません。
以下引用はじめ
いいところを突かれたと思います。
香港はやはりなぜ英国の植民地にされたのか、歴史を少しでも勉強すれば否が応でも 2度にわたるアヘン戦争と南京条約を皮切りとする不平等条約に行き着きます。
英国は自分の植民地を返還する際、必ず火種を仕込み民族間の対立を起こさせ、矛先 が決して英国に向かわないように仕向けます。そして自らは調停者のようにふるまい二枚舌も含め実質上の影響力を行使し続ける歴史の教訓があります。
例えば、インド、パキスタンのカシミール問題、シンガポールのマレー人、インド 人、華僑の三民族、フィージーの現地人とインド人の二民族、そして香港の一国二制度もその延長線上にあると思います。
いわゆる分割統治という手法。英米蘭等の白人が植民地統治に使った手法でこれは現在の国際関係にも使われていると考えます。
明治維新もこの手法で中立のふりをしながら、討幕派を武器や資金で援助し、討幕後 は「英国策論」のとおり傀儡政権をつくらせ、英国製明治政府ができたことは周知の とおりです。
米国も入植以来の歴史をみれば、Revolution war等白人同士の戦争は紳士面をしてい るが、インディアン等有色人種は人間とみなさず虫けら以下で殺戮に何のためらいも なかったことは歴史の事実です。
マッカーサーの父のアーサー・マッカーサーはフィ リピンでは一村全員殺戮と破壊を平気でやっています。
これらの事実は過去の歴史ではなく、現在につながり形を変えて同じ手法が繰り返し 使われていると考えます。日本人は欧米崇拝という思考停止でマスコミは「アメリカ では・・・」「欧米は・・・」と報道するが、特に米英の本当の意味での歴史や行動パター ン等をわかっていないし研究もしていないのではないかと考えます。
だからこれら歴史の教訓をもとに現在を読み解けば、香港問題の本質も見えてくる し、我が国が抱えている領土問題、米軍基地問題、その他にもつながっており、そのような欧米勢力とはどのように付き合えばよいのかが見えてくるのではないかと思い ます。
引用終わり
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