東京都知事選まで一カ月を切ったと言うのにまったく東京都知事選が盛り上がらない。
それもそのはずだ。
コロナ危機で毎日露出している小池百合子現職に誰も勝てないからだ。
だから自民党も野党も候補者を立てないのだ。
そう思っていたら宇都宮健児氏が27日記者会見を開いて立候補すると正式に発表した。
それをみた私はさらに不毛な都知事選になると思った。
彼が野党共闘の統一候補になれば、小池百合子知事との一騎打ちになるから、勝てないまでもまだ面白くなる。
しかし、そうはならないだろう。
むしろ野党分裂を露呈するおそれがある。
ますます小池候補しかいなくなる。
そこで、私が小池百合子知事ならこうする。
公式な立候補表明は公示日直前までしない。
そしてそのまま選挙に突入してこう演説する。
コロナ危機を再優先して選挙運動は最小限にとどめる。
もっとも、かつてすべての選挙活動を拒否してハワイで遊んでトップ当選した候補者もいたけれど私はそのような選挙を冒涜するような真似はしない。
選挙期間中はポスターも貼り、街頭演説も行うが、選挙期間中もコロナ危機対策を最優先し、選挙活動は極力自粛し、その費用をコロナ対策に使う。
都民の皆さんと共にコロナに打ち勝つことを第一にする選挙にしたいと。
これこそが究極のパフォーマンスだ。
ところが、そんな小池候補に負けないパフォーマンスをする候補が現れた。
ホリエモンこと堀江貴文と彼を応援する立花考志だ。
トランプ大統領も真っ青な選挙戦略だ。
ここまでしないと政治は変わらないかもしれない。
小池と宇都宮とホリエモンならホリエモンが断然おもしろい(了)
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