終戦記念日のきょう、毎年恒例のように、各党の談話が発表され、それが各紙に掲載されている。
既存の政党の談話には関心はない。
すでに毎年同じことを談話しているから、わかっている。
私が関心を持って読んだのは、先の参院選であらたな政党として登場したれいわ新選組とN国党(NHKから国民を守る党)の談話だ。
それぞれこう談話している。
「いまだ果たされていない空襲被害者への賠償、原爆被害者の全面救済を求めるとともに、皆さまと力を合わせ、真の世界平和実現の先頭に日本が立つ政治を実現していく」(れいわ新選組)
「平和を希求するだけではなく国家と国民を守るための不断の努力が必要不可欠だ。先人が築かれたこの日本を次世代に引き継いでいくために全力を尽くしていく」(N国党)
平和を実現するといい、国や国民を守るということは、誰もが言う事だ。
安倍自民党ですらそう繰り返している。
問題は、どいうやってそれを実現するかだ。
すくなくとも、安倍首相による憲法9条改憲だけはさせてはいけない。
そう明言しない限り、本当の護憲とはいえない。
その意味で、N国はもとより、れいわ新選組もまた護憲ではない。
そういえば、れいわ新選組の連中は、憲法9条を一字一句変えてはいけないという事ではないと、どこかで語っていた。
安倍自民党の思惑通りだ。
安倍改憲阻止の野党共闘は、どんどん難しくなっていくだろう(了)
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