私は6月2日のメルマガ第410号「墜落F35戦闘機の捜索からあっさり手を引いていた米軍」で書いた。
米軍が手を引いたのだから防衛省が捜索の打ち切り発表をするのは時間の問題だと。
この私の予想が、かくもはやく、ここまで見事に的中するとは思わなかった。
きのう6月4日、岩屋防衛相は記者会見で発表したという。
捜索を打ち切り、事故原因を絞り込んだ上で、F35機の飛行再開を目指すと。
捜索を打ち切って、どうして事故原因がつきとめられるというのか。
捜索報告は作文で、でっちあげる、と自ら認めているようなものだ。
更に驚くべきは、F35機の飛行再開を宣言した事だ。
原因究明もままならないのに飛ばすという。
こんな無責任なでたらめがあるのだろうか。
そう思っていたら東京新聞が教えてくれた。
来日したシャナハン米国防長官代行が安倍首相や岩屋防衛相と相次いで会談したと。
何のことはない。
日米同盟に配慮して、F35の105機購入は変わりません。
もう大丈夫だと国民に安心させるために飛行を再開します。
そう米軍に約束したのだ。
度し難い対米従属である。
日本のメディアは、もっと国民に日米同盟の不当さを伝えなければいけない。
メディアが本当の事を伝えていたなら日本の対従属もここまでひどくはならなかっただろう。
オリーブの木は今度の選挙で対米自立が日本の政治の最大の課題だと訴える。
どの政党、政治家もまねの出来ない選挙を、我々は命がけでするつもりである(了)
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