NHKの早朝ニュースが報じた時点で竹田IOC会長の辞任は決まりだった。
なぜならばそれが官邸の意向であるからだ。
しかし、それにしてもあまりにも露骨なメディアの報道ぶりだ。
さっさと辞めろ、といわんばかりだ。
記者会見での対応がまずかったとか、20年に及ぶ長期政権だから潮時だとか、そんな理由は、とってつけた理由だ。
周囲の関係者からの辞任圧力で外堀が固められたというのも嘘だ。
皆、同情している。
竹田会長一人が買収疑惑の責任を負うのは酷であると。
竹田会長辞任の流れがかくもはやく決まったのは、安倍首相が、自らの保身の為に竹田会長をかばおうとしなかったからだ。
あれほど一緒に東京五輪誘致に奔走したというのに、何としてでも東京五輪を成功させたい安倍首相は、もはや竹田会長のことなどどうでもいいのだ。
安倍首相と、安倍首相に忖度したメディアに、ここまで冷たくされたのだ。
いっそのこと竹田会長は全部ぶちまけて開き直ったらどうか。
私が辞める時は安倍も辞める時だと。
原発事故はアンダーコントロールだという嘘までついて招致した東京五輪は、返上すべきだと。
私だったらそう開き直る。
しかし、皇室との縁戚関係にある高貴な竹田会長には、そんな下品な真似は出来ないのだろう(了)
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