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一切報じられないまま迎える天皇在位30年記念式典の異常さ

 あす2月24日、いよいよ辺野古移設の是非をめぐる沖縄住民投票が行われる。

 きょう2月23日の各紙がその事を一斉に報じている。

 ところが、その同じ日に行われる天皇在位30年を祝う式典の事は一切報じられていない。

 それどころか、これまでに天皇在位30年祝賀式典に関して報じたメディアは皆無だ。

 政府広報の広告を東京新聞と日経新聞が一度だけ掲載しただけだ。

 しかし、これは広告収入を得て掲載したわけだから報道ではない。

 唯一報道されたのは、数日前に共産党の穀田国対委員長が、天皇の政治利用に反対して欠席すると記者会見で述べた事だけだ。
 
 この報道のなさは、あまりにも異常である。

 私はこの異常さを何度も指摘してきた。

 メディアがそれを目にしていないはずがない。

 この異常さの裏には何かがある。

 何も知らされないまま、明日、当日の朝刊で、我々はそんなことが行われるのかと言う事を知るのだ。

 辺野古移設の住民投票の結果がどうであれ、安倍・菅官房長官コンビは辺野古移設は国策だと言わんばかりに粛々と強行すると発表するに違いない。

 その同じ日に、天皇在位30年を安倍首相は祝うつもりだ。

 これほど天皇陛下を悲しませることはない。

 それでも天皇陛下は式典をボイコットできない。

 究極の天皇いじめだ。

 こんな安倍首相を国民は絶対に許してはいけないだろう。

 自分の首相在位最長記録ばかり宣伝報道してどうするんだ(了)

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