イスラエルがパレスチナをどんなに空爆しても、そしてイスラエルがパレスチナ人をどんなに虐殺しても、もはや世論は何も動かない。
国際政治は難しいものであり、国際政治に不条理はつきものであるとあきらめ顔だからだ。
しかしこの記事を読めば人は動揺するに違いない。
きょう1月20日の朝日新聞でエルサレム発渡辺丘記者の記事が教えてくれた。
パレスチナ自治区のガザの動物園でライオンの赤ちゃんが4頭寒さのために死んだという。
深刻な電力不足の上、動物園が資金難に直面しているため暖房をしてやることが出来なかったからだという。
言うまでもなく、その理由は、イスラエルが抵抗するガザをあらゆる意味で封鎖し、予算も電気も十分に与えないからだ。
このニュースを知った人は、みなライオンの赤ちゃんがかわいそうと思うだろう。
ライオンの赤ちゃんを殺すなんて、イスラエルを許せない、となる。
パレスチナ人を殺すイスラエルに対しては誰も批判しなくても、ライオンの赤ちゃんを凍死させたイスラエルには誰もが怒る。
どんな理由でもいいから、私はイスラエルが許せない国であることを日本国民に知らせたい。
だからこのニュースを拡散したいのである(了)
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