いまわれわれが目にしているのは、トランプ゚大統領の言いなりにな
ってこの国の安全と国民の暮らしを犠牲にしている安倍政権の売国的、
屈辱的な姿だ。
私はアジ演説をしているのではない。
みなが思っていることを口にしているだけだ。
沖縄の民意に聞く耳を持たず、辺野古への土砂投入が強行された。
増税で国民に犠牲を強いる政府が、湯水のごとく米国の不要な武器
を買わされている。
新防衛計画の大綱を閣議決定して、永久に無駄遣いを続けるつもりだ。
そんな安倍政権の暴挙を、我々一般国民は止める事は出来ない。
止められるのは政治家たちだ。
本来ならば、野党共闘の党首たちは、こぞって辺野古の座り込みの
先頭に立つべきなの、その姿はない。
本来ならば、こんな防衛大綱など閣議決定など出来ないように国会
で反対しなければいけなかったのに、野党は外国人受け入れ拡充法案
反対に終始した。
対米従属の外交・安保政策の是非を問う事こそ、今も、昔も、日本
の政治の最大の問題なのだ。
だから、対米従属の外交・安保政策を阻止できない野党共闘など、
本物の野党共闘ではない。
今こそ、日米同盟最優先から、自主自立した平和外交に舵を切る時だ。
そう国会の中で堂々と叫ぶ政治家が出て来なければいけない。
いまこそ誰かが本気になって、「憲法9条を守る」のではなく、「憲
法9条を実現する」政党をつくらなければいけない。
かつての安保闘争が岸内閣を倒したように、安倍暴政を止めるのは平成の
安保闘争である。
そのための野党共闘にしなければいけない(了)
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