これには、さすがの私も驚いた。
ムハンマド皇太子がカショギ記者の殺害を指示したと米中央情報局(CIA)が断定したというのだ。
ワシントンポスト紙が16日の電子版で複数の関係者の話としてスクープ報道したという。
はたしてワシントンポスト紙が報じた事を、CIAは正式に公表する事になるのだろうか。
それをトランプ大統領は認めるのだろうか。
私は、まだ、そうならない可能性があると思っている。
つまりトランプ大統領はCIAにそう断定させないだろうと思う。
もし、ムハンマド皇太子の責任が問われるようになると、ムハンマド皇太子は権力の座から降りなければならなくなる。
そうなれば、皇位継承をめぐってサウジアラビアの王制にまで、その影響が及ぶ。
サウジアラビアが不安定化すれば、その影響はひろく中東全域に及ぶことになる。
なによりもトランプ大統領は、みずからが進める中東政策の最大の協力国を失う事になる。
おりからトランプ大統領はイランへの制裁再開に踏み切って、イランとの関係を悪化させている。
はたして、トランプ大統領は、カショギ記者殺害の指示をムハンマド皇太子が行ったことを公式に認めるだろうか。
サウジアラビアの動向から目が離せなくなった。
中東情勢から目が離せなくなった(了)
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