トランプは必ずシリア攻撃を行う。
そう書いた私の予想が外れたと書いたばかりだ。
こんどはその予想が外れて、ついにトランプがシリアを攻撃したというニュースが飛び込んできた。
これがどのように米ロ関係や中東情勢に影響していくかはさすがの私も予想できないが、一つだけはっきりしている事がある。
週明けから始まる安倍訪米が台無しになるということだ。
下手をすればトランプの方から延期を言ってくることすらある。
そうでなくても今度の首脳会談の議題にシリア問題が急浮上する事になる。
安倍首相は急きょ対応を迫られる。
安倍訪米成功のシナリオが狂う事になる。
このシリア攻撃については、大手新聞はスルーしたが、さる4月13日の共同通信が極めて重要な記事を流していた。
すなわち日本政府は12日、米軍が対シリア軍事攻撃に踏み切った場合、 シリアでの更なる化学兵器使用を阻止するためのやむを得ない行動とみて、「米国の決意を支持する」と表明する方針を固めた、と報じていた。
果たして安倍首相はきょうにも記者会見を開いて、その通り、100%トランプの側に立つと発表するのだろうか。
その事によって安倍首相とプーチンの関係や5月末の訪ロはどうなるのだろう。
北朝鮮問題ではしごを外されてはたまらないと思って急きょ押しかける事にした今度の訪米だったが、直前のトランプのシリア攻撃でとんでもない事になりそうだ。
すべては安倍外交の無能のなせる業である(了)
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